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J-GLOBAL ID:201002288719081599   整理番号:10A0083748

南極大陸の観測とモデリング結果:HOxラジカルと硫黄化学に関する新しい見解

South Pole Antarctica observations and modeling results: New insights on HOx radical and sulfur chemistry
著者 (10件):
資料名:
巻: 44  号:ページ: 572-581  発行年: 2010年02月 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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OH,H2SO4及びMSAの南極(SP)大陸における測定を2003年南極化学研究(ANTCI 2003)の一環として記録した。2003年11月22日~2004年1月2日の会期はSPにおける大気化学を自然条件の下,あるいは日食下の特異条件で観察するユニークな機会を提供した。自然な日射条件での結果は2000年に以前報告された結果を一般に確認するものであった。両年ともOHの大規模な変動を起こす主要な化学的原因はNO濃度の変化であった。しかし,2000年における如く2003年の観察データは予想値より系統的に低かった。このことはモデルのメカニズムがHOxの有意の減少反応を見落としているか,あるいはOHのキャリブレーションに問題があるかを示すと解釈できる。さらに最後の可能性としては固定建築物地域での試料採取計画の完全性が含まれる。予期されるように日食の食甚の間にはNOとHOの濃度は大きく減少した。興味あることには,観察されたOHプロファイルは追加的なHOxラジカルの源泉として雪からのCH2O及び/またはH2O2の放出を加えることによってのみモデルによる近似をうることができた。このことはCH2O及び/またはH2O2の雪からの放出がSPの夏期の条件で有意のHOxラジカルの起源であるとの考えに導く。H2SO4とMSAの観測は両者が著しく低い濃度(それぞれ5×105及び1×105モルcm-3)で存在し,2000年に報告された値と変わらないことを示した。SO2のSPでの最初の測定は酸化生成物のH2SO4との頻繁な結合を証明した。観測されたMSAの低濃度は氷原大気下部はMSAの高濃度を示すとの最近の氷河化学者の考察と逆である。著者らはMSAの不在は力学的及び/または化学的過程を巻き込んだ効果的な大気による除去メカニズムを示すものと考察している。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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大気汚染一般  ,  大気質調査測定一般 
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