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J-GLOBAL ID:201002288736558420   整理番号:10A0941064

新規無機硬化体の合成とその応用

著者 (1件):
資料名:
号: 38  ページ: 59-62  発行年: 2010年 
JST資料番号: Z0252A  ISSN: 1881-4360  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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天然鉱物であるカオリンのメカノケミカル現象を調べ,その現象を利用して新規無機硬化体を開発した。出発原料に平均粒子径2.4μm,比表面積14.7cm2/gのジョージアカオリンを用いて,撹拌型の粉砕器中でジルコニアボールを用いて粉砕したのち,水ガラスおよびケイ砂を加えて充分に混合し,型に流し込んで硬化体を得た。X線回折によれば,粉砕により,回折強度は低下し,特にc面に垂直な方向の結晶崩壊が起こっていた。SEMによればカオリンから小粒子が削り取られる様子が見られた。この過程で比表面積は増加し,約100m2/gでほぼ一定になった。27Al MAS NMRにより水ガラスの添加による局所構造の変化を調べ,粉砕時間とともに4配位状態のAlが増加しており,粉砕によって水ガラス中に溶出したAlイオンが水ガラス中でSiO42-からなるクラスタの重合を促進し硬化が形成すると考察した。硬化は未粉砕のカオリンでは生じなかった。本硬化体の出発原料に水酸化アルミニウムを加え,組成比をSi:Al:アルカリ=1:1:1に調整して加熱処理するとゼオライトAが生成した。本法により,ゼオライトをバルク状で作製することができた。
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分類 (2件):
分類
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無機工業薬品,無機材料一般  ,  固体の製造・処理一般 
引用文献 (2件):
  • Shiono, M. Inoue, T. Nishida, M. Kitamura and M. Kamitani, Proc.6th Japan International SAMPE Symposium (A New Perspective in Advancement of Materials), 171(1999).
  • カリティ,“X線回折要論”. アグネ (1980) pp. 256-266.
タイトルに関連する用語 (2件):
タイトルに関連する用語
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