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J-GLOBAL ID：201002288757212273   整理番号：10A0640463

ポリ(2,5-ジメトキシアニリン)における電荷輸送の機構

Mechanism of charge transport in poly(2,5-dimethoxyaniline)

著者 (3件)： SINGH Rajiv K. (National Physical Lab., Council of Scientific and Industrial Res., Dr. K. S. Krishnan Marg, New Delhi 110012, IND) ,  KUMAR Amit (National Physical Lab., Council of Scientific and Industrial Res., Dr. K. S. Krishnan Marg, New Delhi 110012, IND) ,  SINGH Ramadhar (National Physical Lab., Council of Scientific and Industrial Res., Dr. K. S. Krishnan Marg, New Delhi 110012, IND)
資料名： Journal of Applied Physics  (Journal of Applied Physics)
巻： 107  号： 11  ページ： 113711  発行年： 2010年06月01日 
JST資料番号： C0266A  ISSN： 0021-8979  CODEN： JAPIAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 278Kという低温において,不活性雰囲気中で酸化剤の塩化第二鉄(FeCl₃)と過硫酸アンモニウム[(NH₄)₂S₂O₈]の比を変えた化学酸化重合技術によって,ポリ(2,5-ジメトキシアニリン)(PDMA)を合成した。合成したPDMAの試料の特性を,Fourier変換赤外分光法,走査型電子顕微鏡観察,およびdc伝導度,(σ_dc),の測定によって評価した。PDMA試料に関するdc伝導度の温度依存性を6~303Kの温度域で調べた。dc伝導度のデータの解析から,100~303Kの温度域におけるdc伝導度は,主にMottの三次元可変領域ホッピングによって支配されるが,100K以下ではトンネリングが支配的になることが判明した。特性温度,(T₀),Fermi準位における状態密度,[N(E_F)],平均ホッピング距離(R)および平均ホッピングエネルギー(W)のような様々なMottパラメータを全てのPDMAについて見積もり,他の共役な高分子について以前に報告されている値と良く一致することが分かった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *重合体 ,  酸化重合 ,  Fourier変換赤外分光分析 ,  赤外吸収スペクトル ,  走査電子顕微鏡 ,  電子顕微鏡観察 ,  *電気伝導率 ,  *温度依存性 ,  ホッピング伝導 ,  活性化エネルギー ,  *高分子半導体
準シソーラス用語： *ポリジメトキシアニリン ,  可変飛程ホッピング

分類 (1件)： 有機化合物の電気伝導  (BM03045F)

物質索引 (1件)： 2,5-ジメトキシアニリン

タイトルに関連する用語 (1件)： 電荷輸送