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J-GLOBAL ID：201002288801825970   整理番号：10A0496663

ミクロ多孔性炭素の二酸化炭素吸着誘起変形

Carbon Dioxide Adsorption-Induced Deformation of Microporous Carbons

著者 (4件)： KOWALCZYK Piotr (RMIT Univ., Victoria, AUS) ,  FURMANIAK Sylwester (N. Copernicus Univ., Torun, POL) ,  GAUDEN Piotr A. (N. Copernicus Univ., Torun, POL) ,  TERZYK Artur P. (N. Copernicus Univ., Torun, POL)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 114  号： 11  ページ： 5126-5133  発行年： 2010年03月25日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 熱力学モデルを用いて,333K・高圧での二酸化炭素吸着による炭素質非晶質多孔性材料の吸着誘起変形について調べた。吸着/圧縮二酸化炭素は最小超ミクロ細孔内で非常に大きな吸着応力を誘起した。細孔径の増加とともに溶媒和圧はミクロ細孔内で急速に低下した。モデル計算と膨張実験は最小超ミクロ細孔を含む全試料が膨張することを示した。これは超ミクロ細孔中の吸着応力が広いミクロ細孔よりも大きいためであった。二酸化炭素吸着に関する多孔性炭素/石炭の非単調変形を理論的に予測した。計算は炭化物誘導活性炭上での二酸化炭素の応力等温線を定量的に再現した。スリット形炭化物誘導活性炭の予測バルク弾性率はガラス状炭素と多結晶グラファイトの代表値であった。重量/膨張法によって測定した吸着および応力等温線を疑似地質隔離運転条件までの高圧に外挿した。吸着誘起変形の熱力学モデルから,炭素試料の膨張が333K,27Paで0.75%に達することを予測した。

シソーラス用語： 圧縮 ,  圧力 ,  応力 ,  吸着 ,  多孔質体 ,  *多孔性 ,  *炭素 ,  等温線 ,  熱力学模型 ,  *変形 ,  膨張 ,  溶媒和 ,  二酸化炭素
準シソーラス用語： *ミクロ多孔性 ,  弾性応力

分類 (2件)： 固-気界面一般  (CB12041H) ,  固体の機械的性質一般  (BL01021C)

タイトルに関連する用語 (3件)： 多孔性炭素 ,  二酸化炭素吸着 ,  誘起