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J-GLOBAL ID：201002288838654700   整理番号：10A0878385

円筒ナノ粒子周りの流体構造に壁の曲率がいかに影響するか:DFTアプローチ

How Wall Curvature Affects the Structure of Fluid around a Cylindrical Nanoparticle: A DFT Approach

著者 (2件)： KESHAVARZI Ezat Tahmineh (Isfahan Univ. Technol., Isfahan, IRN) ,  TAGHIZADEH Ameneh (Isfahan Univ. Technol., Isfahan, IRN)
資料名： Journal of Physical Chemistry B  (Journal of Physical Chemistry B)
巻： 114  号： 31  ページ： 10126-10132  発行年： 2010年08月12日 
JST資料番号： W0921A  ISSN： 1520-6106  CODEN： JPCBFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 硬質円筒ナノ粒子周りの二種類の剛体球と剛体核二Yukawa流体の二次元密度分布を得るため摂動的基本測定理論(MFT)を使用した。不均一剛体球に対する重付け密度近似の幾つかの修正のなかで,MFTは興味を引く理論背景と混合物へ適用に対して特殊な立場を示した。MFTはナノスリット内部と固体曲面表面周りに極めて正確な密度プロフィルを予測する。更に,この理論はMalijevskyが円筒ナノポア内部の剛体球混合物を調べるために使用した。著者らは種々の温度と密度について計算を行った。円筒ナノ粒子周りの分子構造の振動挙動が密度と壁曲率を減じると共に増加することを観測した。事実,エネルギーとエントロピー効果が円筒ナノ粒子周りの流体構造を決定する。この結果は長距離壁-分子と分子-分子相互作用,剛体球-剛体壁のない場合,エントロピー効果は壁曲率が構造に及ぼす効果を決定した。この事例では,分子は曲率を増すと共に壁に蓄積する減少傾向及びナノ粒子端部でそれ自身位置決めする最小傾向を示す。分子-分子引力を有する流体,Yukawa流体中のエネルギー効果は一層曲面壁に蓄積するそれらの分子傾向の増加を導く。これらの系において,エネルギーとエントロピー効果間の競争が他の領域よりむしろ端部に蓄積する最大傾向を持つようにそれらの分子の挙動を逆転する。エネルギー効果の支配が壁近傍の枯渇を生じる事例を観測した。本研究で,円形粒子の種々の領域周りの局所過剰吸着を調べることによってこれらの観察を確証した。

シソーラス用語： *ナノ粒子 ,  円筒 ,  剛体球 ,  *細孔内流体 ,  細孔構造 ,  ナノ構造 ,  近似法 ,  *密度分布 ,  密度依存性 ,  温度依存性 ,  エントロピー ,  *曲率 ,  分子間相互作用 ,  遠距離相互作用 ,  摂動法 ,  分子構造
準シソーラス用語： ナノポア ,  局所密度近似 ,  長距離相互作用 ,  分子相互作用 ,  密度プロフィール ,  流体構造

分類 (1件)： 溶液論一般  (CB05010Z)

タイトルに関連する用語 (4件)： ナノ粒子 ,  流体構造 ,  曲率 ,  DFT