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J-GLOBAL ID：201002288861590018   整理番号：10A1048907

聴覚フィードバックシステムを使用した苛酷な環境における人間工学改善

Ergonomics improvement in a harsh environment using an audio feedback system

著者 (3件)： GOOMAS David T. (Supply Chain Operational Consultant, Dallas, TX, USA) ,  GOOMAS David T. (El Centro Coll., Dallas, TX, USA) ,  YEOW Paul H.P. (School of Business, Monash Univ., Sunway Campus, Jalan Lagoon Selatan, 46150, Bandar Sunway, Selangor, Malaysia)
資料名： International Journal of Industrial Ergonomics  (International Journal of Industrial Ergonomics)
巻： 40  号： 6  ページ： 767-774  発行年： 2010年11月 
JST資料番号： T0452A  ISSN： 0169-8141  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究は聴覚フィードバックシステムの使用を通して苛酷な環境(冷凍庫貯蔵施設)で働く作業者の人間工学を改善する,すなわち生産性,質,職務満足度を向上させるのを目的とした。作業者の仕事は,顧客の注文を調達するために物流倉庫からアイスクリーム製品を選び出すことである。従来の方法(紙の選別リストの使用)と新方法(聴覚選別リストシステムの使用)を比較するため,現場実験を行った。聴覚システムには,製品をその所在場所から選び出す前に正確な貯蔵位置を作業者が確認できる聴覚フィードバックが含まれていた。結果から,聴覚システムの使用は,選別作業の生産性の43%の向上,3分の2以上の選別エラーの低減による質の改善,手袋を着けた手での紙の選別リストシステムでの手の動きの除去による職務満足度の向上により,より効果的であることが分かった。人間工学,質,生産性の観点からシステムの費用便益を比較検討すると,本研究の効果から,仕事の流れが同様である苛酷な環境では聴覚フィードバックシステムが助けとなることが示唆された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 環境 ,  フィードバック ,  人間工学 ,  *改良
準シソーラス用語： 過酷環境 ,  *作業改善 ,  聴覚フィードバック

分類 (3件)： 食品の冷凍・冷蔵  (FJ03020X) ,  倉庫  (QE01060X) ,  生産工学一般  (KB01000U)

タイトルに関連する用語 (3件)： 聴覚フィードバック ,  環境 ,  人間工学