抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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セルロースナノファイバー(ミクロフィブリル束:CNF)の改質処理法の開発を目的として,酸処理で生じる変化について検討した。その結果,酸処理過程での粘性率の低下に伴い,不織布シートの抄紙時間短縮と引張伸び率の増加がみられた。酸処理による粘性率とシート物性の変化は,繊維表面の僅かな非晶部分の分解による平滑化が著しい粘度低下をもたらす要因であると考えられる。また異なる処理条件で,ナノファイバー形状を維持したままでの分子量分布制御の可能性を見出した。本発表ではTsOH処理による異なる溶媒系での酸処理挙動についても報告する。(著者抄録)