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J-GLOBAL ID：201002288869576480   整理番号：10A0745273

Bacillus subtilisの応答レギュレータYclJで認識される配列の同定

Identification of the sequences recognized by the Bacillus subtilis response regulator YclJ

著者 (3件)： OGURA Mitsuo (Tokai Univ., Shizuoka, JPN) ,  TSUKAHARA Kensuke (Tokai Univ., Shizuoka, JPN) ,  TANAKA Teruo (Tokai Univ., Shizuoka, JPN)
資料名： Archives of Microbiology  (Archives of Microbiology)
巻： 192  号： 7  ページ： 569-580  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： A0450A  ISSN： 0302-8933  CODEN： AMICCW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 同族体キナーゼ遺伝子yclKはyclJ遺伝子とオペロンを構成し,yclJKの発現は嫌気性条件下で誘導されるという既往の知見をふまえて,YclJKの標的遺伝子をin vivoでスクリーニングし,これらの遺伝子の制御領域を利用してDNA結合研究を実施した。その結果,yclJ標的遺伝子の発現は宿主菌株がyclKを欠損する場合にのみ認められた。またHis標識YclJは標的遺伝子の上流域に結合することを認めた。三つのオペロンyclHI,yngABC,ykcBCはYclJの直接制御下にあり,YclJはTTCATANTTT配列の直接リピートを認識することが見出された。さらにB.subtilisのゲノムのバイオインフォマティクスを利用して二つの推定されるYclJ-調節遺伝子yycA及びyfjRを同定した。YclJはDNA結合を通してこれらのプロモーターを制御することを確かめた。

シソーラス用語： 枯草菌 ,  *細胞情報伝達 ,  *転写因子 ,  *DNA結合タンパク質 ,  プロモーター領域 ,  分子認識 ,  ヒスチジンキナーゼ ,  細菌タンパク質 ,  転写【遺伝】 ,  ヌクレオチド配列 ,  DNAマイクロアレイ
準シソーラス用語： *二成分制御系 ,  *YclJ蛋白質 ,  YclK蛋白質

分類 (2件)： 微生物生理一般  (EG03051L) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (4件)： Bacillus ,  応答 ,  レギュレータ ,  同定