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J-GLOBAL ID：201002288898305089   整理番号：10A0590453

血小板(PL)と血漿蛋白質はどちらも3次元培養における前十字靱帯細胞(ACL)によるコラーゲン遺伝子発現を促進するのに必要である

Platelets and Plasma Proteins Are Both Required to Stimulate Collagen Gene Expression by Anterior Cruciate Ligament Cells in Three-Dimensional Culture

著者 (4件)： CHENG Mingyu (Harvard Medical School, Massachusetts) ,  WANG Hao (Harvard Medical School, Massachusetts) ,  YOSHIDA Ryu (Harvard Medical School, Massachusetts) ,  MURRAY Martha Meaney (Harvard Medical School, Massachusetts)
資料名： Tissue Engineering. Part A  (Tissue Engineering. Part A)
巻： 16  号： 5  ページ： 1479-1489  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： W1690B  ISSN： 1937-3341  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ACL細胞をI型コラーゲンのヒドロゲル中でPL,少血小板血漿(PPP)もしくは二つの混合物である多血小板血漿(PRP)と14日間培養したところ,いずれも有意に細胞アポトーシス速度が減少し,コラーゲンヒドロゲルでの繊維芽細胞の代謝活性が増加した。PLは繊維芽細胞仲介コラーゲン足場収縮を促進し,一方,PPPはこれを阻害した。PPPとPRPはどちらも細胞伸長と足場での波状線維構造形成を促進した。PLまたは血漿蛋白質のみの単独添加はI型とIII型コラーゲンの遺伝子発現を有意に増進しなかったが,その組合せはPRPとして発現を増加させた。これらの結果,コラーゲンヒドロゲルへのPLと血漿蛋白質の両方添加がACL治癒促進に有効であり,それはACL細胞の生存能力,代謝活性およびコラーゲン合成を高めることによると推定した。

シソーラス用語： *血小板 ,  *血漿タンパク質 ,  細胞培養 ,  前十字靱帯 ,  *コラーゲン ,  遺伝子発現 ,  ヒドロゲル ,  アポトーシス ,  基質 ,  培地 ,  形態形成 ,  活性 ,  創傷治癒
準シソーラス用語： 三次元培養 ,  足場【移植】 ,  代謝活性

分類 (2件)： 細胞・組織培養法  (EA03040R) ,  細胞構成体の機能  (EF03060C)

タイトルに関連する用語 (10件)： 血小板 ,  PL ,  血漿蛋白質 ,  3次元培養 ,  前十字靱帯 ,  細胞 ,  ACL ,  コラーゲン ,  遺伝子発現 ,  促進