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J-GLOBAL ID：201002288931280283   整理番号：10A0774966

BiFeO₃のβからγへの変態 粉末中性子回折研究

The β-to-γ Transition in BiFeO₃: A Powder Neutron Diffraction Study

著者 (7件)： ARNOLD Donna C. (Univ. St Andrews, Fife, GBR) ,  KNIGHT Kevin S. (Rutherford Appleton Lab., Didcot, GBR) ,  CATALAN Gustau (Univ. Cambridge, Cambridge, GBR) ,  REDFERN Simon A. T. (Univ. Cambridge, Cambridge, GBR) ,  SCOTT James F. (Univ. Cambridge, Cambridge, GBR) ,  LIGHTFOOT Philip (Univ. St Andrews, Fife, GBR) ,  MORRISON Finlay D. (Univ. St Andrews, Fife, GBR)
資料名： Advanced Functional Materials  (Advanced Functional Materials)
巻： 20  号： 13  ページ： 2116-2123  発行年： 2010年07月09日 
JST資料番号： W1336A  ISSN： 1616-301X  CODEN： AFMDC6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： データ保存,スピントロニクスあるいはマイクロエレクトロニクス分野でマルチフェロイック材料への期待が高まっている。BiFeO₃は350~370°Cと高いネール温度に加え810~830°Cの強誘電転移温度を有しており最も研究が進められている。しかしながら,高温相に関しても完全な理解は得られていない。本研究では,βからγへの変態を高温粉末中性子回折により詳細に研究した。報告されている転移温度,約930°Cにおいて小さい体積収縮が観測されたが,両相とも斜方晶対称性を有していることを明らかにした。γ相は,950°CでBiFeO₃がBi₂Fe₄O₉と液相(Bi₂O₃)に分解するまで安定で,前者は約960°Cで分解し始めることを示した。

シソーラス用語： *エレクトロセラミック ,  *鉄酸塩 ,  *ビスマス化合物 ,  相変態 ,  β相 ,  γ相 ,  中性子回折 ,  転移温度 ,  鉱物分析 ,  結晶構造 ,  磁性材料

分類 (2件)： セラミック・磁器の性質  (YC03030G) ,  固体デバイス材料  (NC03020K)

タイトルに関連する用語 (4件)： BiFeO3 ,  変態 ,  粉末中性子回折 ,  研究