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J-GLOBAL ID：201002289045428152   整理番号：10A1160571

プロトカドヘリン蛋白質の蛋白質分解過程はエンドサイトーシスを必要とする

Proteolytic processing of protocadherin proteins requires endocytosis

著者 (4件)： BUCHANAN Sean M. (Harvard Univ., MA) ,  SCHALM Stefanie S. (Harvard Univ., MA) ,  MANIATIS Tom (Harvard Univ., MA) ,  MANIATIS Tom (Columbia Univ., NY)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 107  号： 41  ページ： 17774-17779  発行年： 2010年10月12日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マウス胚の脳や未分化の細胞系を用いて,神経の発生におけるプロトカドヘリン(Pcdh)の分解過程を調べた。未分化の細胞では,α-Pcdhの細胞外ドメインの切離しと,それに続くγ-セクレターゼによる処理にはエンドサイトーシスが必要であった。神経分化に伴って,Pcdhの再分布とそのエンドソーム蛋白質との結合の減少が生じた。分化は,Pcdhアイソフォーム間の相互作用の増加とPcdh分解産物レベルの低下を誘導した。Pcdhアイソフォームの細胞外ドメイン同士の相互作用が,この分解産物レベルの低下に寄与した。このように,Pcdhの処理にはエンドサイトーシスが必要であり,神経分化期間中のPcdh分解産物レベルは制御される。

シソーラス用語： マウス ,  胚 ,  *細胞接着分子 ,  プロテイナーゼ ,  *エンドサイトーシス ,  分化 ,  培養細胞 ,  タンパク質分解 ,  分子間相互作用 ,  神経幹細胞 ,  免疫染色 ,  免疫沈降反応 ,  ウェスタンブロット法
準シソーラス用語： γセクレターゼ ,  *プロトカドヘリン ,  神経分化 ,  蛋白質相互作用 ,  ニューロスフェア

分類 (2件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (4件)： プロトカドヘリン ,  蛋白質 ,  分解過程 ,  エンドサイトーシス