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J-GLOBAL ID：201002289051397790   整理番号：10A0467408

新規フロログルシノールに基づく有機リン化合物の熱安定性および難燃性

Thermal stability and flame retardancy of novel phloroglucinol based organo phosphorus compound

著者 (4件)： VOTHI Hai (Dep. of Polymer Sci. and Engineering, Polymer Technol. Inst., Sungkyunkwan Univ., Suwon, Gyeonggi-do 440-746, KOR) ,  NGUYEN Congtranh (Dep. of Polymer Sci. and Engineering, Polymer Technol. Inst., Sungkyunkwan Univ., Suwon, Gyeonggi-do 440-746, KOR) ,  LEE Kyunghoon (Cheil Industries, Euiwang, Gyeonggi-do 437-010, KOR) ,  KIM Jinhwan (Dep. of Polymer Sci. and Engineering, Polymer Technol. Inst., Sungkyunkwan Univ., Suwon, Gyeonggi-do 440-746, KOR)
資料名： Polymer Degradation and Stability  (Polymer Degradation and Stability)
巻： 95  号： 6  ページ： 1092-1098  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： E0404B  ISSN： 0141-3910  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリカーボネート(PC)およびアクリロニトリル-ブタジエン-スチレン共重合体(ABS)に対する効果的なFRを見出す試みで,環状ホスフェートに基づく一連の有機リン難燃剤(FR)を合成した。合成の成功はFT-IRおよび¹H,³¹PNMRで確認した。それらの熱安定性および,単一成分添加剤としての難燃有効性を調べ,芳香族ホスフェート,レゾルシノールビス(ジフェニルホスフェート)(RDP)の難燃性と比較した。熱重量分析(TGA)の結果,この研究で合成された環状ホスフェートは2段階の分解を起こし,気相機構で作用するよりは凝縮相機構で作用することが明らかになった。難燃有効性はUL-94試験法で評価した。PCに対して3~5重量%のFR充填量で,V-0の評価が達成され,これはRDPのFR性能より良好であった。これらの化合物の良好なFR性能は,高いP-OH生成能のためである。分解経路についても議論した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ポリカーボネート ,  *ABS樹脂 ,  *難燃剤 ,  熱安定性 ,  難燃性 ,  *熱分解 ,  反応経路 ,  *リン酸 ,  *無機酸エステル ,  リン複素環化合物 ,  多価フェノール
準シソーラス用語： フロログルシノール誘導体 ,  *リン酸エステル

分類 (2件)： 難燃剤  (YH05060Q) ,  高分子の分解,劣化  (CG03010A)

物質索引 (4件)： 1,3-フェニレンビスオキシビス(ホスホン酸ジフェニル) ,  2,2′-(1,3-フェニレンビスオキシ)ビス(5,6-ジヒドロ-5,5-ジメチル-4H-1,3,2-ジオキサホスホリン-2-オン) ,  2,2′,2′′-(ベンゼン-1,3,5-トリイルトリスオキシ)トリス(5,6-ジヒドロ-5,5-ジメチル-4H-1,3,2-ジオキサホスホリン-2-オン) ,  2,2′,2′′-(ベンゼン-1,3,5-トリイルトリスオキシ)トリス(5,6-ジヒドロ-4H-1,3,2-ジオキサホスホリン-2-オン)

タイトルに関連する用語 (4件)： フロログルシノール ,  有機リン化合物 ,  熱安定性 ,  難燃性