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J-GLOBAL ID:201002289052427420   整理番号:10A0291686

直接レーザアブレーションで得られた官能化カーボンドットに基づくHg(II)感知

Hg(II) sensing based on functionalized carbon dots obtained by direct laser ablation
著者 (5件):
資料名:
巻: 145  号:ページ: 702-707  発行年: 2010年03月19日 
JST資料番号: T0967A  ISSN: 0925-4005  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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カーボンナノ粒子のレーザアブレーションによる合成を述べた。これは,水浸漬のカーボン標的への直接レーザアブレーション(UVパルスレーザ照射(248nm,KrF))によるものである。カーボンアブレーションの主要な条件を,約100nmまでの寸法を持つカーボンナノ粒子を生産するために最適化させた。NH2-ポリエチレングリコール(PEG200)及びN-アセチル-L-システイン(NAC)で官能化の後は,カーボンナノ粒子は340及び450nmの励起及び発光波長で蛍光発光した。蛍光減衰時間は複雑で,三成分減衰時間モデルが良く適合(χ=1.09)して,次の如き蛍光寿命を示した。即ち,τ1=0.35ns,τ2=1.8ns及びτ3=4.39nsである。カーボンドットの蛍光は,見掛けpKa=4.2を持つpHに敏感であった。カーボンドットを1H-NMR及びHSQCで特性解析し,PEG200とカーボン表面との相互作用並びに反応時間による化学シフトの依存性を明らかにした。ナノ粒子の蛍光強度はHg(II)およびCu(II)イオンの存在で消光し,そのStern-Volmer定数(pH=6.8)はそれぞれ1.3×105および5.6×104M-1であった。この様にして,Hg(II)測定用の新規な生物適合性ナノセンサの合成及び応用を示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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分析機器  ,  無機化合物一般及び元素  ,  原子・分子のクラスタ  ,  一般及び無機化合物の蛍光・りん光(分子) 
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