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J-GLOBAL ID：201002289110938929   整理番号：10A1245572

その場脂質加水分解および超臨界エステル交換による含水藻類バイオマスを原料にしたバイオディーゼル生産

Biodiesel Production from Wet Algal Biomass through in Situ Lipid Hydrolysis and Supercritical Transesterification

著者 (3件)： LEVINE Robert B. (Univ. Michigan, Michigan) ,  PINNARAT Tanawan (Univ. Michigan, Michigan) ,  SAVAGE Phillip E. (Univ. Michigan, Michigan)
資料名： Energy & Fuels  (Energy & Fuels)
巻： 24  号： Sept/Oct  ページ： 5235-5243  発行年： 2010年09月 
JST資料番号： E0805B  ISSN： 0887-0624  CODEN： ENFUEM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 石油ベースのディーゼル燃料の代替として輸送用燃料などに使用するバイオディーゼル(BD)に関心が集まり,いろいろな研究が行われている。BDの原料の1つとして油性微細藻類が候補に上げられているが,乾燥のためのエネルギー消費および脂質抽出のための有機溶媒使用が障害になっている。本論文では乾燥および有機溶媒の使用を回避し,触媒を使用しない2段階構成のBD生産プロセスを提示し,実験を行った。第1段階では含水藻類(水分80%程度)を亜臨界水中で反応させて細胞内脂質を加水分解し,これを凝集させてフィルタリングして脂質の豊富な固体を得る。第2段階ではこれを超臨界エタノールでエステル交換して脂肪酸エチルエステルを生成するものである。微細藻類としてChlorella vulgarisを使い,加水分解で得た固体を特性化し,またエステル交換反応における反応時間,温度およびエタノール量の影響を求めた。これらの実験によって提示した2段階プロセスの実現可能性を確認した。

シソーラス用語： *生物燃料 ,  脂質 ,  *加水分解 ,  *エステル交換 ,  超臨界圧 ,  クロレラ ,  実験 ,  脂肪族アルコール ,  *バイオディーゼル燃料
準シソーラス用語： 2段階プロセス ,  *バイオディーゼル ,  亜臨界水 ,  微細藻類

分類 (2件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  反応操作(単位反応)  (XE01040I)

物質索引 (1件)： エタノール

タイトルに関連する用語 (8件)： 脂質 ,  加水分解 ,  超臨界 ,  エステル交換 ,  藻類 ,  バイオマス ,  原料 ,  バイオディーゼル