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J-GLOBAL ID:201002289143538004   整理番号:10A1622544

スラリー導入誘導結合プラズマ-発光分光法による下水汚泥中のCd,Cr,Cu,Ni,Pb及びZnの同時定量

Simultaneous determination of Cd, Cr, Cu, Ni, Pb and Zn in sewage sludge by slurry introduction ICP-OES method
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巻: 90  号: 14/15  ページ: 1025-1035  発行年: 2010年12月10日 
JST資料番号: B0484C  ISSN: 0306-7319  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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下水汚泥分析の代替方法として,スラリー噴霧化法を評価した。スラリーとして汚泥を誘導結合プラズマ発光分析(ICP-OES)に導入し,Cd,Cr,Cu,Ni,Pb及びZnの6元素の濃度を定量した。標準水溶液を使用して計算した。比較として,下水汚泥はマイクロ波分解法により分解し,水溶液としてプラズマに導入した。本方法の精度は,下水汚泥認証書(CRM007-040下水汚泥)を分析することにより検討した。スチューデントのt検定によると,スラリー噴霧化法を用いて得られた値は,認定値と95%の信頼度で近似であることが分かった。本方法を用いて得られた各元素の値は,Cd 11.1,Cr 37.7,Cu 563.3,Pb 119.2及びZn 729mgKg-1であり,これらは従来の方法を用いて得られた値と同等であった。本方法によれば,下水汚泥を事前に溶かす必要がないため,有害化学物質の使用や不完全溶解,揮発性アナライトの損失を避けることができる。提案したスラリー導入と結合したICP-OES法は,従来の方法より簡易で迅速であり,環境上の曝露の指標として汚泥中の低濃度微量元素の同時定量に有用である。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
スラッジ処理・処分  ,  重金属とその化合物一般 

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