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J-GLOBAL ID：201002289148778461   整理番号：10A0523727

非線形超粘弾性材料の熱機械学的枠組み

A thermomechanical framework for non-linear hyperviscoelastic materials

著者 (2件)： PUZRIN Alexander M. (Inst. for Geotechnical Engineering, ETZ Zurich, Zurich CH-8093, CHE) ,  RABAIOTTI Carlo (Inst. for Geotechnical Engineering, ETZ Zurich, Zurich CH-8093, CHE)
資料名： Journal of Rheology  (Journal of Rheology)
巻： 54  号： 3  ページ： 619  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： D0428A  ISSN： 0148-6055  CODEN： JORHD2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 粘弾性モデルは,アスファルト,高分子,生体物質(例えば柔軟組織)のような物質の時間依存挙動のモデル化に利用される。これらのモデルが熱機械学的に一貫性を持つことを保証する為には,それらの応力歪みの関係が歪みエネルギー関数から誘導されなくてはならない。非線形粘弾性挙動に対しては,これは相当に微妙な問題である:ある種の擬線形粘弾性エネルギー定式化は文献に於いて,これらのモデルに帰すべき応力歪みの関係に対し,真のエネルギー関数を使っておらず,従って,それらの機械的解釈,熱機械的一貫性の確認は困難である。本論文は別の枠組みを提案しようとするもので,それは擬線形粘弾性の数値的応用の単純さ,便利さを保持しながらも直接の機械的解釈と熱機械的一貫性を保証するものである。このことは内部機械的エネルギーを用いて熱機械的手法により達成され,そこではエネルギーと散逸ポテンシャルが同種の非線形性を持ち,一般の非線形粘弾性モデルの群が誘導されている。この文脈に於いて,単純な熱機械的一貫性のある非線形超粘弾性モデルで圧力依存性のあるバルク剛性モデルが提案されている。例としてアスファルトの実験室でのデータのモデル化を行った。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *応力歪特性 ,  *粘弾性 ,  非線形性 ,  アスファルト ,  応力歪曲線 ,  一貫性 ,  時間依存性
準シソーラス用語： *超粘弾性 ,  べき則

分類 (1件)： コロイドのレオロジー  (BL01012I)

タイトルに関連する用語 (3件)： 非線形 ,  粘弾性材料 ,  枠組み