文献

J-GLOBAL ID：201002289178035870   整理番号：10A0504166

計算反応エンタルピーのネットワークからの原子ベースの熱化学(NEAT)

From a Network of Computed Reaction Enthalpies to Atom-Based Thermochemistry (NEAT)

著者 (2件)： CSASZAR Attila G. (Lorand Eoetvoes Univ., Budapest, HUN) ,  FURTENBACHER Tibor (Lorand Eoetvoes Univ., Budapest, HUN)
資料名： Chemistry - European Journal  (Chemistry - European Journal)
巻： 16  号： 16  ページ： 4826-4835  発行年： 2010年 
JST資料番号： W0744A  ISSN： 0947-6539  CODEN： CEUJED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究は第一原理熱化学に適用できるようMARVEL法及びコードの能力の拡張によってab initio計算によって反応エンタルピー情報を収集し,また元素から原子への熱化学における標準状態を移動させる場合に得られるものを示すことを目的に,量子化学計算による0K反応エンタルピー値のネットワークに含まれる情報を原子ベースの熱化学,特に原子ベース生成エンタルピーへ変換するための精密化プロトコルとしてNEATを開発した。この精密化法は計算エントロピー値の正確度は決定に用いた量子化学プロトコルに強く依存するということを利用する。NEATプロトコルの背景となる単純で迅速な加重線形最小二乗理論を簡単に説明した。ab initio反応361種および反応エンタルピー188種から構成されるデータベースを構築した後,NEATによって信頼性の良い0K原子ベース生成エンタルピーを得た。そしてその値を最も正確度が良い直接計算のab initio反応エンタルピー(原子化エネルギー)と比較し,その結果を考察した。

シソーラス用語： *生成熱 ,  *熱力学 ,  反応熱 ,  数値計算 ,  ab initio法 ,  第一原理 ,  原子 ,  ネットワーク ,  アルゴリズム ,  最小二乗法 ,  データベース ,  結合エネルギー ,  精度
準シソーラス用語： 原子化エネルギー ,  *熱化学 ,  量子化学計算

分類 (1件)： 化学熱力学・熱化学一般  (CB02010E)

タイトルに関連する用語 (5件)： 計算 ,  反応エンタルピー ,  原子 ,  熱化学 ,  NEAT