文献

J-GLOBAL ID：201002289189094445   整理番号：10A0004866

ブラックカーボン材料の熱分解ガスクロマトグラフィー-質量分析法による特性化

Characterisation of black carbon materials by pyrolysis-gas chromatography-mass spectrometry

著者 (2件)： SONG Jianzhong (State Key Lab. of Organic Geochemistry, Guangzhou Inst. of Geochemistry, Chinese Acad. of Sciences, Guangzhou 510640 ...) ,  PENG Ping’an (State Key Lab. of Organic Geochemistry, Guangzhou Inst. of Geochemistry, Chinese Acad. of Sciences, Guangzhou 510640 ...)
資料名： Journal of Analytical and Applied Pyrolysis  (Journal of Analytical and Applied Pyrolysis)
巻： 87  号： 1  ページ： 129-137  発行年： 2010年01月 
JST資料番号： B0809A  ISSN： 0165-2370  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 8種のブラックカーボン(BC)材料(ヘキサンの煤,ガソリンの煤,ディーゼル油の煤,石炭の煤,草の煤,木材の煤,草の木炭,材木の木炭)の化学構造を熱分解ガスクロマトグラフィー-質量分析(Py-GC-MS)法によって調べた。Py-GC-MSデータから,8種のBC試料からの熱分解物は芳香族化合物がほとんどであり,次いで少量の脂肪族化合物であることが明らかになった。酸素含有熱分解物も8種のBC試料中に存在した。データから8種のBCの構造は,脂肪族鎖,及び/又は酸素含有極性官能基が交叉した高度な芳香族構造であることが示唆される。異なる燃料前駆体と燃焼条件のために,8種のBC材料は多くの点で異なる。すすBCからの熱分解生成物は,燃焼条件を反映してより高い含量のN含有化合物を含んだ。S含有化合物は3種の化石燃料すすからの熱分解生成物にのみ存在し,化石燃料からのすすに対するマーカーとして用いられる。炭BC材料は,植物構造を保持し,顕著な量のリグニン由来のフェノール性化合物を含む。これらの結果は,土壌,汚泥,及びエアロゾルから単離した複雑なBcに対するPy-GC-MSの解釈に有用である。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *炭素材 ,  *分子構造 ,  *熱分解クロマトグラフィー ,  *GC-MS分析 ,  *熱分解 ,  *反応生成物 ,  芳香族化合物 ,  脂肪族化合物 ,  燃料 ,  燃焼 ,  ガソリン ,  ディーゼル燃料 ,  石炭 ,  草本 ,  木材 ,  煤 ,  木炭 ,  アルカン
準シソーラス用語： *化学構造

分類 (2件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  有機化合物の各種分析  (CC08034J)

物質索引 (1件)： ヘキサン

タイトルに関連する用語 (5件)： ブラック ,  カーボン材料 ,  熱分解ガスクロマトグラフィー ,  質量分析法 ,  特性化