抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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プラズマアクチュエータ(PA)の基本原理とそれを実現する装置の基本構造,さらに国内外での研究動向について概説し,PAの簡単な作り方も付録で紹介した。近年,温室効果ガス排出やエネルギー資源枯渇の問題を背景に,アクティブ制御手法による剥離の抑制や乱流摩擦抵抗の低減に関する基礎技術の開発が重要になりつつあるが,その中でPAは可動部の無いシンプルな構造で,制御に必要な比較的強い流れを誘起できる流体制御デバイスとして注目を集めている。その有効性は実験室レベルでは検証されているが,高速流へ適用するための高出力化,さらにその小型化,微小化やアクチュエータ効率の飛躍的向上など,実用化に向けて克服すべき大きな課題も残っている。