文献

J-GLOBAL ID：201002289250615895   整理番号：10A0211937

量子ドットと免疫緩衝液の適合性及び量子ドットを用いたイムノアッセイのシグナル/バックグランドに対するその効果

Compatibility of quantum dots with immunobuffers, and its effect on signal/background of quantum dot-based immunoassay

著者 (4件)： ZHU Xiaoshan (Univ. Nevada Reno, NV, USA) ,  DUAN Dayue (Univ. Nevada Reno, NV, USA) ,  MADSEN Steen (Univ. Nevada Las Vegas, NV, USA) ,  PUBLICOVER Nelson G. (Univ. Nevada Reno, NV, USA)
資料名： Analytical & Bioanalytical Chemistry  (Analytical & Bioanalytical Chemistry)
巻： 396  号： 3  ページ： 1345-1353  発行年： 2010年02月 
JST資料番号： E0425B  ISSN： 1618-2642  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 量子ドット(QD)と免疫緩衝液(本研究では抗原-抗体結合及び抗原-抗体解離反応測定のための緩衝液)の適合性を各緩衝液中でのQD蛍光の安定性に基づいて調べた。QDとして以下の3種類の化合物で被覆することにより作製したコア-シェルCdSe-ZnSナノ粒子を用いた:アミン終端,ストレプトアビジン被覆及び抗体結合QD。これらのQDを汎用的免疫緩衝液に分散し,蛍光シグナルの時間依存性を測定した。これらの緩衝液とQDの適合性に対する緩衝液成分(組成)の効果が明らかになった。QDを蛍光プローブ,C-反応性蛋白質をモデル検体とする磁性ビーズサンドイッチアッセイにより,QDを蛍光プローブとするイムノアッセイにおけるシグナル/バックグランド比が適合免疫緩衝液中の方が不適合緩衝液より有意に高いことを示した。

シソーラス用語： *ナノ粒子 ,  *量子ドット ,  *免疫学的試験 ,  *プローブ ,  *緩衝液
準シソーラス用語： *イムノアッセイ ,  *蛍光プローブ ,  磁性ナノ粒子

分類 (2件)： バイオアッセイ  (EA03060N) ,  分光分析  (CC03012W)

引用文献 (36件)：

• Cottinghan K (2005) Anal Chem 75:354A-357A
• Bruchez M, Moronne M, Gin P, Weiss S, Alivisatos AP (1998) Science 281:2013-2016
• Chan CW, Nie S (1998) Science 281:2016-2018
• Murphy CJ (2002) Anal Chem 74:520A-526A
• Chan CW, Maxwell DJ, Gao X, Bailey RE, Han M, Nie S (2002) Curr Opin Biotechnol 13:40-46

タイトルに関連する用語 (7件)： 量子ドット ,  免疫 ,  緩衝液 ,  適合性 ,  イムノアッセイ ,  シグナル ,  バックグランド