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J-GLOBAL ID：201002289362625079   整理番号：10A1324210

液状化現象によるマンホールの浮上抑制技術=ハットリング工法=

著者 (1件)： 飯田陽朗 (ライト工業)
資料名： 建設機械  (Construction Machinery and Equipment)
巻： 46  号： 12  ページ： 69-74  発行年： 2010年12月01日 
JST資料番号： S0891A  ISSN： 0385-9878  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 国土交通省では「下水道地震対策緊急整備事業」を創設し,地震時の液状化によるマンホールの浮上抑制を,管渠の耐震化対策における重要項目と位置付けている。既設マンホールに対する浮上抑制工法に求められる条件は次の通りである。1)何時起こるか分からない地震に確実に機能する,2)既設マンホールに悪影響を及ぼさない,3)簡単に施工でき,安価。これらの条件を満たす工法として,「ハットリング工法」を開発し,全国展開を図っている。本工法は,埋め戻し土の液状化による浮上りをドーナツ状のコンクリートブロックと,その上部の砕石の重量で抑制する工法である。ブロックはマンホールと一体化構造ではなく,液状化時のみ抑制効果を発揮する。実証実験を行い,有効性を確認した。

シソーラス用語： 下水道 ,  *マンホール ,  *耐震対策 ,  *液状化 ,  浮上り ,  抑制 ,  コンクリートブロック ,  砕石 ,  実証実験
準シソーラス用語： ハットリング工法

分類 (3件)： 下水道,下水管渠付属設備  (SC03030A) ,  自然災害  (RA02030M) ,  土圧,土の動的性質,地盤の応力と変形  (RA03060A)

タイトルに関連する用語 (4件)： 液状化現象 ,  マンホール ,  浮上 ,  工法