抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ステアバイワイアシステム(SWS)の実用化の一助として,SWSの安全性の定量評価の方法を検討した。具体的には,作動要求または作動要求状態によってのみ検出できるフォールトとコミッションフォールトとがある場合のSWSを対象に,状態遷移モデルを用いて作動要求を考慮した不全事象率の定式化を検討した。その結果,バックアップを有するSWSの不全事象率は,故障検出率,バックアップへの切替時間,フォールトを検出してからSWS不全に至るまでの余裕時間等に依存していることが明らかとなった。本論文で示したアプローチが,SWSの安全性を検討するための方法として有用であることが示せた。(著者抄録)