文献

J-GLOBAL ID：201002289413818063   整理番号：10A1003385

表面官能化ポリウレタンフォームによる水からフッ化物の吸着

Adsorption of fluoride from water by surface-functionalized polyurethane foam

著者 (3件)： KRUPADAM R. J. (National Environmental Engineering Res. Inst., Nagpur, IND) ,  KHAN M. S. (National Environmental Engineering Res. Inst., Nagpur, IND) ,  DAS S. (National Environmental Engineering Res. Inst., Nagpur, IND)
資料名： Water Science & Technology  (Water Science & Technology)
巻： 62  号： 4  ページ： 759-765  発行年： 2010年 
JST資料番号： A0070A  ISSN： 0273-1223  CODEN： WSTED4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 飲料水中のフッ化物は0.5~1.0mgL^-1の濃度では有益であるが,これ以上は健康上有害となる。多くの地域では自然由来の影響で1.5mgL^-1以上が含まれ,20~30mgL^-1の国々もある。飲料水のフッ化物を除去するために,ポリウレタンフォームの表面を3段階で官能化したフッ化物吸着剤を開発した。表面官能化ポリウレタンフォーム(SPUF)のキャラクタリゼーションをFTIR分光法や走査電子顕微鏡で行った。SPUFを用いたフッ化物の吸着実験を行い,吸着性能はpH依存性があり,最適pHは6.7であった。60分で最大吸着容量7.8mgg^-1が得られ,活性炭やアルミナより高く,水中のフッ化物をほぼ定量的(>96%)に除去できた。SPUFは,希薄酸とアルカリを用いてpHを調整することでフッ化物を脱着して容易に再生でき,処理コストも低いため,飲料水のフッ化物除去用に有望であることを示した。

シソーラス用語： *用水処理 ,  飲用水 ,  汚染 ,  *フッ化物 ,  *ポリウレタン ,  発泡プラスチック ,  *表面改質 ,  官能化 ,  *吸着剤 ,  キャラクタリゼーション ,  FTIR分光法 ,  走査電子顕微鏡 ,  吸着 ,  吸着等温式 ,  容量 ,  吸着平衡 ,  脱着 ,  ニトロ化 ,  還元 ,  ジアゾ化
準シソーラス用語： *ポリウレタンフォーム ,  飲料水汚染 ,  吸着容量

分類 (3件)： 用水の物理的処理  (SC02030T) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  ポリウレタン  (YH07130G)

タイトルに関連する用語 (5件)： 表面官能化 ,  ポリウレタンフォーム ,  水 ,  フッ化物 ,  吸着