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J-GLOBAL ID:201002289456149149   整理番号:10A0117605

新興国市場に対応したビジネスモデルの再構築 ブラジルの消費者市場における日本企業の事業機会

著者 (1件):
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巻: 18  号:ページ: 46-61  発行年: 2010年01月20日 
JST資料番号: L3061A  ISSN: 0919-7133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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1。ブラジルの消費者市場は,1980年代の同国の「失われた10年」後に,日本企業の関心は薄れてしまったが,その後,経済が安定成長に移行し,それに牽引されて伸びてきており,大きな変容を遂げている。懸念事項であったインフレも,政府によるコントロールが機能し,ビジネスリスクが減少してきている。2。国民の半数を占める中間所得層の利用するショッピングモールが都市に林立するほか,欧米の大手流通チェーンに引っ張られる形で地場のチェーンも店舗数を拡大するなど,近代流通が全国に広がってきている。ブラジルの消費者市場は旺盛な国内需要を満たすために拡大と発展を続けており,今後,2014年のFIFAワールドカップや2016年の夏季オリンピックの開催を控え,消費者市場のさらなる活況が予想される。3。有望な市場である一方,ブラジルではビジネスをしていくうえで足かせとなる税制や労働問題などの「ブラジルリスク」をいまだに抱えている。また,世界的に有望なこの市場には,世界各国から大手企業がすでに参入しており,激しい競争を繰り広げている。4。日本から遠く,ブラジルリスクや厳しい競争環境などマイナス面が大きいが,人口1億9000万人を抱える巨大な消費者市場であるブラジルのポテンシャル(潜在可能性)は大きく,グローバル市場においても重要なポジションを占めるようになっている。ブラジルの消費者市場への参入に後発感が否めない日本企業であるが,展開次第では,まだまだ事業機会が残されている。(著者抄録)
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