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J-GLOBAL ID：201002289456813731   整理番号：10A0160151

モルタル修復材製造におけるジャロサイト/明礬石残留物の活用

Utilization of jarosite/alunite residue for mortars restoration production

著者 (7件)： KATSIOTI M. (National Technical Univ. Athens, Athens, GRC) ,  MAURIDOU O. (National Technical Univ. Athens, Athens, GRC) ,  MOROPOULOU A. (National Technical Univ. Athens, Athens, GRC) ,  AGGELAKOPOULOU E. (National Technical Univ. Athens, Athens, GRC) ,  TSAKIRIDIS P. E. (National Technical Univ. Athens, Athens, GRC) ,  AGATZINI-LEONARDOU S. (National Technical Univ. Athens, Athens, GRC) ,  OUSTADAKIS P. (National Technical Univ. Athens, Athens, GRC)
資料名： Materials and Structures  (Materials and Structures)
巻： 43  号： 1/2  ページ： 167-177  発行年： 2010年01月 
JST資料番号： C0802B  ISSN： 1359-5997  CODEN： MASTED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 歴史的建造物の修復材料として,ジャロサイト/明礬石析出物を使用したモルタルの適用を検討した。石灰粉末に対するジャロサイト/明礬石析出物の置換率を0,16.6及び50%とした石灰モルタル調合を作製し,フレッシュ特性及び硬化力学的特性の測定,X線回折による水和生成物同定,示差熱・熱重量同時分析及び水銀圧入試験を行った。その結果,ジャロサイト/明礬石析出物の添加により,1)無添加の場合と比較してフレッシュ及び硬化特性が共に向上し,ワーカビリティ改善の添加水量が低下すること,2)50%置換で圧縮及び曲げ強度が最も向上すること,3)ジャロサイト/明礬石析出物は高アルカリ環境を形成し,石膏及びエトリンガイトが力学的挙動を向上させること,4)置換率増加及び養生時間延長に伴い空隙率及び空隙寸法が低下すること,などモルタルの修復材料として適切なことが分かった。

シソーラス用語： *モルタル ,  建設材料 ,  ジャロサイト ,  明礬石 ,  残留物 ,  置換率 ,  X線回折分析 ,  水和物 ,  示差熱分析 ,  熱重量分析 ,  計測 ,  圧縮強さ ,  曲げ強さ ,  濃度依存性 ,  石膏 ,  エトリンジャイト ,  空隙率 ,  養生 ,  時間依存性 ,  細孔径分布 ,  粒度分布 ,  pH【水素イオン指数】 ,  *歴史的建造物 ,  *修理
準シソーラス用語： 水銀圧入法 ,  断面修復材

分類 (2件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H) ,  建築物の維持・管理  (RB01020X)

タイトルに関連する用語 (6件)： モルタル ,  修復 ,  ジャロサイト ,  明礬石 ,  残留物 ,  活用