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J-GLOBAL ID:201002289480310589   整理番号:10A0514881

アトラジン及びp,p′-DDEに曝したrare minnow(Gobiocypris rarus)の肝臓におけるステロイド受容体及び熱ショック蛋白質のmRNA発現の変化

Alterations in mRNA expression of steroid receptors and heat shock proteins in the liver of rare minnow (Grobiocypris rarus) exposed to atrazine and p,p′-DDE
著者 (6件):
資料名:
巻: 98  号:ページ: 381-387  発行年: 2010年07月15日 
JST資料番号: B0823B  ISSN: 0166-445X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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熱ショック蛋白質(HSPs)のステロイド受容体のライフサイクルを通じてのシャペロンとしての機能がin vitroで明らかにされている。しかし,動物,特に魚類のステロイド経路におけるHSPsの作用は不明瞭である。本研究では,性的に十分成長したrare minnow(Gobiocypris rarus)を典型的な内分泌撹乱物質(アトラジン及びp,p′-DDE)に曝した。333μg/lのアトラジン処理における肝細胞肥大及びすべてのp,p′-DDE処理における肝細胞萎縮が観察された。アトラジン処理における肝臓hsp70及びhsp90の発現は,著しく上方調節された。さらに,アトラジン暴露の魚でアンドロゲン受容体(ar)及びエストロゲン受容体(er)の発現における顕著な増加が見られた。一方でglucoticorcoid受容体(gr)発現の変化は著しくはなかった。ar,er,gr,hsp70及びhsp90の発現は,p,p′-DDE暴露により著しく抑制された。これらの結果より,hsp70及びhsp90の発現は,in vivoにおいてステロイド受容体の変化とともに変化することが明らかになった。それ故に,結果は魚において熱ショック蛋白質(HSPs)は,in vivoにおけるステロイド受容体に対してシャペロンの役割を演じる可能性と矛盾しない。またこれまでのin vitroの哺乳類研究と一致する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
動物に対する影響  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  遺伝子発現 

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