ホウリン酸ナトリウムガラス中のFe<sup>3+</sup>イオンに関するEPRおよび光吸収研究

MURALIDHARA R.s.; KESAVULU C.r.; RAO J.l.; ANAVEKAR R.v.; CHAKRADHAR R.p.s.

文献

J-GLOBAL ID：201002289528079051 整理番号：10A1094987

ホウリン酸ナトリウムガラス中のFe³⁺イオンに関するEPRおよび光吸収研究

EPR and optical absorption studies of Fe³⁺ ions in sodium borophosphate glasses

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資料名：
巻： 71 号： 12 ページ： 1651-1655 発行年： 2010年12月
JST資料番号： C0202A ISSN： 0022-3697 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：イギリス (GBR) 言語：英語 (EN)

Fe³⁺イオンドープホウリン酸ナトリウムガラス(NaH₂PO₄-B₂O₃-Fe₂O₃)について,電子常磁性共鳴(EPR)および光吸収スペクトルの研究を行った。EPRスペクトルは,有効g値がg=2.02,g=4.2およびg=6.4での共鳴信号を示した。g=4.2での共鳴信号は,斜方対称位置の孤立Fe³⁺イオンに起因し,g=2.02共鳴は,交換相互作用で結合した歪んだ八面体環境のFe³⁺イオンに起因することを記した。異なる温度(123~295K)でのEPRスペクトルも調べた。共鳴信号の強度は昇温と共に減少したが,線幅は温度に依存しないことが分かった。常磁性磁化率(χ)を,異なる温度でのEPRから計算し,Curie定数(C)および常磁性Curie温度(θ_p)を,1/χ-Tの図から評価した。光吸収スペクトルは,八面体対称性でのFe³⁺イオンのバンド特性を示した。結晶場パラメータ(Dq)およびRacah電子間斥力パラメータ(BおよびC)も評価して論じた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

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その他の無機化合物のEPR , 無機化合物の可視・紫外スペクトル

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ホウリン酸ナトリウムガラス中のFe3+イオンに関するEPRおよび光吸収研究

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