文献
J-GLOBAL ID:201002289538423290   整理番号:10A0309295

ゲル包括固定化における3D培養ラット肝細胞のin vitroシステムにより誘発したアミオダロンの評価

Evaluation of amiodarone-induced phospholipidosis by in vitro system of 3D cultured rat hepatocytes in gel entrapment
著者 (3件):
資料名:
巻: 49  号:ページ: 308-316  発行年: 2010年05月15日 
JST資料番号: W1014A  ISSN: 1369-703X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
様々な機構が,反応中間体,脂肪変性,ホスホリピドーシス,ミトコンドリア機能障害などを含む薬物肝毒性に含まれる。3D培養肝細胞は,伝統的な2D培養肝細胞に比べて,より多くのCYP450仲介反応中間体を反映したが,3Dモデルは,薬物誘発ホスホリピドーシスに対しては評価されなかった。この研究は,薬物誘発ホスホリピドーシスに対するゲル包括固定化において3D培養肝細胞を適用し,モデル薬剤としてアミオダロンを使用した。48時間のアミオダロン曝露により,3D培養肝細胞は,ラットにおける毒性の血清中濃度に等しい2.5μMの低用量においてリソソームラメラ体(ホスホリピドーシスを示す)の大きい数と毒性反応を示した。アミオダロン誘発ホスホリピドーシスに対するこの感受性は,3D培養肝細胞におけるより多い細胞内薬物分布に関連するかもしれない。そのうえ,脂肪変性,ミトコンドリア損傷,および酸化ストレスは,3D培養肝細胞において全てが敏感に検出され,アミオダロン肝毒性においてこれらの機構のかかわり合いをよく反映する。さらに,CYP 3A1/2阻害剤(ケトコナゾール)による3D培養肝細胞の前処理は顕著にアミオダロンの毒性を下げた。これは,CYP 3A1/2の正の仲介を示した。比較により,2D培養肝細胞は顕著なホスホリピドーシスとCYP 3A1/2の関与を示さなかった。結論として,3D培養における肝細胞はアミオダロン毒性をよく反映し,ホスホリピドーシス研究のための有望なモデルになる可能性があった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  肝臓 
引用文献 (46件):
もっと見る

前のページに戻る