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J-GLOBAL ID:201002289565801484   整理番号:10A0165502

HIV発見から25年:治療法とワクチンの展望

25 years after HIV discovery: Prospects for cure and vaccine
著者 (1件):
資料名:
巻: 397  号:ページ: 248-254  発行年: 2010年02月20日 
JST資料番号: H0793A  ISSN: 0042-6822  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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性行為に関係した若いゲイの男性達における日和見感染とKaposi肉腫についての米国の2名の医者の報告に基づき,新しい流行病,エイズは1981年6月にCDCのメンバーにより病原性的に独特な疾病として初めて特定された。1983年にHIVが単離され,翌年HIVがエイズの原因病原体であることが生物学的および分子的に特定された。1986年にはHIV-2が単離された。1987年に初めて抗レトロウイルス薬としてAZTが使用された。1991年,アポトーシスがエイズにおける細胞死のメカニズムであることがわかり,1995年にはAZTによってHIVの周産期感染が減少した。1995年,感染のサイレント期にHIVが高率に複製されることがわかり,1996年HIVの主要な補助受容体が特定された。1996から1997年には先進国においてHAARTが一般的治療法として確立された。HIV感染により免疫系が損なわれるしくみについて論じた。エイズの病原性は複雑であり,HIVが主原因ではあるが酸化ストレスを通して免疫系が間違って活性化されることも影響を及ぼしている。HAARTの出現によりエイズは耐えうる感染症になったとはいうものの,ウイルスは一部の組織に潜伏しており,完全にウイルスが絶えるわけではない。筆者はワクチンを併用し免疫系を高めるプロトコールを提案している。
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分類 (4件):
分類
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ウイルス感染の生理と病原性  ,  感染症・寄生虫症の治療  ,  抗ウイルス薬の臨床への応用  ,  免疫療法薬・血液製剤の臨床への応用 
物質索引 (1件):
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タイトルに関連する用語 (5件):
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