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J-GLOBAL ID：201002289590686886   整理番号：10A0378131

レプチンおよびカテコールアミン類による雛骨成長の調節

Regulation of chick bone growth by leptin and catecholamines

著者 (3件)： MAURO L. J. (Univ. Minnesota, St. Paul) ,  WENZEL S. J. (Univ. Minnesota, St. Paul) ,  SINDBERG G. M. (Univ. Minnesota, St. Paul)
資料名： Poultry Science  (Poultry Science)
巻： 89  号： 4  ページ： 697-708  発行年： 2010年04月 
JST資料番号： B0579A  ISSN： 0032-5791  CODEN： POSCA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： レプチンの潜在的役割およびニワトリの交感神経系を探査するため,長さ方向骨成長および軟骨細胞マーカーの発現に及ぼすレプチンの効果を試験するために,ex vivo雛脛骨足根骨モデルを用いた。RT-PCR分析により,全ての骨において,両方とも同様に,ニワトリレプチン受容体mRNAの発現と同様にα-アドレナリン作動(α1A,α2A,α2B,α2C),および,βアドレナリン作動(β1,β2)受容体亜型mRNAの発現を認めた。ノルエピネフリン(NE)を加えて培養すると,末端関節丘の有意な増加を引き起こした。対照的に,レプチン処理により,関節丘の長さは不変であった。レプチンまたはNE処理のいづれの処理によってもブロモデオキシウリジン陽性の細胞増加は明らかでなかった。リアルタイムPCR分析法によりNEがコラーゲンXmRNA発現を強化し,そして,マトリックス蛋白質が増殖性軟骨細胞によって分泌されることを示した。これらの結果は,NEおよび他の交感作動薬が骨伸長に正の効果を持っていて,この過程と関連する重要な遺伝子の変化に影響を及ぼすことを示唆している。これらの神経伝達物質は,軟骨細胞成熟を促進することによって,骨成長を容易にすることができる。

シソーラス用語： *ニワトリ ,  *雛 ,  *形態形成 ,  *レプチン ,  *カテコールアミン ,  軟骨細胞 ,  バイオマーカー ,  脛骨 ,  足根骨 ,  RT-PCR法 ,  情報伝達受容体 ,  遺伝子発現 ,  αアドレナリン作動薬 ,  βアドレナリン作動薬 ,  アドレナリン受容体 ,  PCR法 ,  コラーゲン ,  タンパク質 ,  神経伝達物質 ,  添加物効果 ,  添加剤 ,  組織培養 ,  アミノアルコール ,  第一アミン ,  第二アルコール ,  ポリオール ,  デオキシリボヌクレオシド ,  ピリミジンヌクレオシド ,  有機臭素化合物 ,  リアルタイムPCR法
準シソーラス用語： アドレナリン作動性受容体 ,  コラーゲンX ,  マトリックス蛋白質 ,  レプチン受容体 ,  *骨成長

分類 (2件)： 鶏  (FD03020F) ,  骨格系  (EJ10030R)

物質索引 (2件)： ノルエピネフリン ,  ブロモデオキシウリジン

タイトルに関連する用語 (5件)： レプチン ,  カテコールアミン ,  雛 ,  骨成長 ,  調節