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J-GLOBAL ID:201002289634102305   整理番号:10A0764118

マグネシウムイオンを伝導イオンとする複合高分子ゲル電解質の電気的および電気化学的性質

Electrical and electrochemical properties of magnesium ion conducting composite gel polymer electrolytes
著者 (4件):
資料名:
巻: 43  号: 25  ページ: 255501,1-5  発行年: 2010年06月30日 
JST資料番号: B0092B  ISSN: 0022-3727  CODEN: JPAPBE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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マグネシウムイオンを伝導イオンとして用いたポリフッ化ビニリデン-ヘキサフルオロプロピレン(PVdF-HFP)複合高分子ゲル電解質の電気的および電気化学的性質を,電気伝導度,カチオン輸率(t+)測定,および,サイクリックボルタンメトリーを用いて調べた。特に,これらの性質に及ぼすミクロおよびナノサイズのMgOとナノサイズのSiO2分散体が及ぼす影響を詳しく研究した。伝導度対組成曲線には,約3wt%と10~15wt%の充填量において2つの極大が観測された。すなわち,SiO2を分散させたゲル電解質に対しては,3wt%と15wt%において,最大伝導度が,それぞれ,約1×10-2Scm-1と約9×10-3Scm-1となった。また,MgOの量が増すにつれてt+の値はかなり増大するが,SiO2を分散させた場合はt+はほとんど変化しないことを見いだした。10wt%のMgOナノ粒子を添加した場合のt+は最大となり約0.44となることが分かった。このt+の増大をMgOによる空間電荷領域の形成を考慮して説明した。Mg2+に似た分子種であるMgOがMg2+のイオン運動を助けることが考えられる。また,アノードおよびカソードピーク電流については,ナノサイズのMgO粒子の添加によっては顕著な増大が観測されるが,ミクロンサイズのMgOとナノサイズのSiO2の場合は,それほど大きな増大効果は見られないことが分かった。
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分類 (1件):
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固体中の拡散一般 
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