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J-GLOBAL ID：201002289642954710   整理番号：10A0230966

地球温暖化と海洋-IPCC(気候変動に関する政府間パネル)第4次評価報告書より-

著者 (1件)： 花輪公雄 (東北大 大学院理学研究科)
資料名： 畜産の研究  (Sustainable Livestock Production and Human Welfare)
巻： 64  号： 3  ページ： 351-356  発行年： 2010年03月01日 
JST資料番号： G0644A  ISSN： 0009-3874  CODEN： CKNKAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2007年に公表されたIPCC(Intergovernmental Panel on Climate Change)第1作業部会の第4次評価報告書(AR4)を中心に,地球温暖化と海洋について解説した。AR4では,評価対象観測項目が増加し,過去の気候変動を再現し,将来を予測するのに利用する数値モデルが精密化している。最近の気温上昇は,温室効果気体の増加による人為的なものと判断され,今後数十年間は10年当たり0.2度程度の温暖化が進行すると予測される。海は熱容量が大きく,二酸化炭素を吸収し,植物プランクトンが生物ポンプの働きをするが,温暖化に伴う海水の酸性化による生態系の破壊が懸念されるため,将来もこの生物ポンプが有効に働くか不明である。

シソーラス用語： *地球温暖化 ,  *気候変動 ,  国際会議 ,  *報告書 ,  数学モデル ,  上昇 ,  海洋
準シソーラス用語： 環境報告書 ,  気温上昇 ,  気候変動に関する政府間パネル ,  数値モデル

分類 (2件)： 環境問題  (SA01020V) ,  気候学,気候変動  (DC05140T)

引用文献 (1件)：

• IPCC, 2007: Climate Change 2007: The Physical Science Basis. Contribution of Working Group I to the Fourth Assessment Report of the Intergovernmental Panel on Climate Change (Eds by S. Solomon et al.), Cambridge University Press, Cambridge, UL and New York, NY, USA, 996pp.

タイトルに関連する用語 (6件)： 地球温暖化 ,  海洋 ,  IPCC ,  気候変動に関する政府間パネル ,  評価 ,  報告書