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J-GLOBAL ID:201002289680995187   整理番号:10A0080962

グレーポプラ類におけるアラビドプシスの突然変異体abi1遺伝子の発現はアブシジン酸感受性,気孔の発育および成長形態を変更する

Expression of the Arabidopsis Mutant abi1 Gene Alters Abscisic Acid Sensitivity, Stomatal Development, and Growth Morphology in Gray Poplars
著者 (9件):
資料名:
巻: 151  号:ページ: 2110-2119  発行年: 2009年12月 
JST資料番号: C0606A  ISSN: 0032-0889  CODEN: PLPHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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アブシジン酸(ABA)は,植物の成長/発育の多くのプロセスを制御している。Arabidopsis thalianaの変異体遺伝子abi(abscisic acid insensitive)1の異所的発現によって,グレープポラ(Populus × canescens[Ait.]Sm.)の発育におけるABA感受性変更の影響を調べた。abi1ポプラ類のABA非感受性表現型は,萎凋病,ABAに対する気孔応答の障害,およびABA耐性の芽の成長などを示し,これらの植物は乾燥ストレス症状を防ぐために湿潤な条件下で栽培する必要があった。abi1ポプラ類をアラビドプシスの非変異体ABI1を発現するポプラ類あるいは野生型植物と比較すると,形態的変化は明らかであり,abi1ポプラ類は気孔サイズの増加,シュート成長の促進,および根/葉発育の遅延を示した。気孔サイズの増加,およびABA処理による野生型植物の気孔サイズへの復帰は,気孔発育の制御におけるABAの役割を示した。シュート成長の促進および根/葉発育の遅延は,乾燥ストレスとは独立に,ABAがシュート成長の負のレギュレータ,および根/葉成長の正のレギュレータとして作用していることを示した。またABAはシュートにおいてエチレンと相互作用し,abi1ポプラ類においてはエチレンの生成が促進されていた。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物ホルモン  ,  遺伝子発現 

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