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J-GLOBAL ID：201002289706161808   整理番号：10A0684909

ガス化後炭素沈着のための熱力学推進力

Thermodynamic Driving Forces for Postgasification Carbon Deposition

著者 (3件)： POPE Christopher J. (Sci. Applications International Corp., MA) ,  MARRONE Philip A. (Sci. Applications International Corp., MA) ,  YEH Bryan V. (Sci. Applications International Corp., MA)
資料名： Environmental Progress & Sustainable Energy  (Environmental Progress & Sustainable Energy)
巻： 29  号： 2  ページ： 151-162  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： E0814B  ISSN： 1944-7442  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 近年,ガス化技術は石油代替液体燃料に固体炭素材を転換するための中間ステップとして注目を集めている。しかし,バイオマスガス化装置からの生成物流は高温(約1100°C)であり,冷却が遅れると,固体炭素形成の可能性があり,冷却生成物ガスが接触面を汚すことがある。そこで,広域平衡計算によって,固体炭素形成のための熱力学推進力を評価し,炭素形成条件を特定した。広域平衡計算はバイオマスガス化装置の操作変数として蒸気/炭素量比,使用圧力とガス化装置後に除去された炭素量(%チャー)を用いて行った。蒸気/炭素比と%チャーともに変化させることによって,固体炭素の表面形成と沈着予測温度(T_dep)は数百度も変化した。これらの操作条件の変化は生成物流の元素C/O比に直接影響を及ぼし,T_depとの間に直接的な相関関係があった。これらの結果は,炭素形成の排除のみでなく,液体燃料生産のための下流プロセスの生産を最大にするために生成物流組成の最適化が重要であることを示した。

シソーラス用語： 液体燃料 ,  生物燃料 ,  装置 ,  *ガス化 ,  炭素 ,  *熱力学的性質 ,  地球温暖化 ,  代替燃料 ,  再生エネルギー ,  前処理 ,  最適条件 ,  沈着 ,  防止 ,  チャー ,  バイオマス ,  *炭素材
準シソーラス用語： ガス化装置 ,  バイオマス液化燃料

分類 (2件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  ガス化,ガス化プラント  (YE02040Q)

タイトルに関連する用語 (5件)： ガス化 ,  炭素 ,  沈着 ,  熱力学 ,  推進力