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J-GLOBAL ID:201002289744318508   整理番号:10A0291921

ケニア産の新しい捕食寄生者Fopius ceratitivorusはハワイにおけるチチュウカイミバエを攻撃する現存の捕食寄生者ギルドを補完する

A new parasitoid from Kenya, Fopius ceratitivorus, complements the extant parasitoid guild attacking Mediterranean fruit fly in Hawaii
著者 (3件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 223-229  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: W0345A  ISSN: 1049-9644  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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チチュウカイミバエ(Ceratitis capitata)はハワイの農業経済に害をなす4つのミバエ科害虫の1つである。100年以上にわたり生物的防除計画の対象となっているが,チチュウカイミバエはコーヒー園で高密度で,寄生者が少なく直接的害虫および検疫害虫のまま残されている。ケニア産の卵攻撃天敵のFopius ceratitivorusが導入され,現存の捕食寄生者ギルドを補完する可能性を評価した。宿主卵ステージ選好性,現存の卵攻撃天敵Fopius arisanusとの相互作用,および異なる温度条件下でのそれらの相対的生殖能力を調べた。両種とも若い卵を好んだが,両者が同時に宿主に出会ったときにF.ceratitivorusはF.arisanusよりも競争者として劣った。全体的な寄生率は,老いた卵への寄生が高まることから,2種両者の寄生で高くなった。F.ceratitivorusは,22~33°Cのより広い温度耐性と長い寿命を示した。これらの結果から,ハワイにおけるF.ceratitivorusの定着は,チチュウカイミバエの抑制を改善するかも知れないことが示唆された。広い温度耐性と長寿命はF.arisanusが存在しない冷涼地での定着を許し;そして,この新しい種は若い宿主卵への競争が劣り,豊富な中間宿主ミカンコミバエ(Bactrocera dorsalis)ではうまく生殖しない低標高でのF.arisanusの効果に干渉しないと考えられた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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生物的防除  ,  昆虫・ダニによる植物被害 

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