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J-GLOBAL ID:201002289766486927   整理番号:10A0358626

単一サイズナノ結晶の熱力学平衡による形成:反応媒体同調CdSeマジックサイズ対規則性量子ドット

Thermodynamic Equilibrium-Driven Formation of Single-Sized Nanocrystals: Reaction Media Tuning CdSe Magic-Sized versus Regular Quantum Dots
著者 (11件):
資料名:
巻: 114  号:ページ: 3329-3339  発行年: 2010年03月04日 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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単一サイズナノ結晶の熱力学平衡による形成に関連して反応媒体同調CdSeマジックサイズ(MSQD)対規則性量子ドット(RQD)について調べた。酢酸カドミウム2水和物,ミリスチン酸(MA)及び1-オクタデセン(ODE)をフラスコで120°Cに加熱し,減圧で2時間保って,Cd前駆体を調製した。一方,Se及びトリオクチルホスフィン(TOP)からTOPSeを作り,その溶液をCd前駆体のODE溶液に移し,温度プロフィルに従った加熱,冷却により,CdSeナノ結晶のMSQD及びRQDを合成した。MSQDは結晶のサイズの成長はなく,マジックサイズ核であり,RQDは成長を伴う核形成であることが分かった。MSQD及びRQDは両方ともにバンドギャップ発光が見られるが,前者は単峰スペクトルであるが,後者は単峰スペクトルでないことが分かった。また,前者は単一サイズであるが,後者はサイズ分布があることが分かった。MSQDの熱力学平衡による形成はワンポットノンインジェクションで実現でき,製造の再現性がよく,スケールアップがし易いことが分かった。反応系の合成因子に同調しての合成は,熱力学平衡に影響を与え,1-オクタデセンまたはトリオクチルフォスフィン,及び両方の関与によっていろんなCdSe MSQD及びRQDが形成されることが分かった。また,Cd前駆体の性質がMSQD及びRQDの形成の大きな役割を果たしていることも分かった。更に,これらのコロイド状ナノ結晶粒の形成に及ぼす配位子の役割及びこれらの現象の発現メカニズムについて議論した。
シソーラス用語:
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分類 (3件):
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遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  ,  その他の無機化合物の結晶成長  ,  第11族,第12族元素の錯体 
物質索引 (11件):
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