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J-GLOBAL ID:201002289768099360   整理番号:10A0124252

Euler多流体手法を用いた浸漬急速冷却プロセスの数値シミュレーション

Numerical simulation of immersion quench cooling process using an Eulerian multi-fluid approach
著者 (5件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 499-509  発行年: 2010年04月 
JST資料番号: E0667B  ISSN: 1359-4311  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本報では,浸漬急冷過程を模擬するため,市販コードAVL-FIREを用いる新しく開発したモデル化手順を報告する。サブクール液体槽に高温固体部品をつけることで引起される沸騰相転移過程及びこれによる二相流を,Eulerの二流体法で扱っている。物質移動の影響を,このシステムで一般的な膜あるいは核沸騰域などの異なる沸騰モードに基づいてモデル化する。急冷固体部分及び液体(冷却材)領域について分離した計算領域を,AVL-コード-カップリング-インタフェイス(ACCI)を用いて固液境界の界面で数値的に結合する。先進的ACCI手順は,液体領域の相転移速度に関する情報を急冷固体境界上の冷却速度として表すことを可能とする。したがって,このコードは液体領域における多相流体力学を,固体領域における温度進展とともに緊密に結合した方式で扱う。本法を,市販コードAVL-FIREにおいて実行し,固体部分の急冷を模擬するのに用いた。本研究では,293K~353Kの範囲における種々の水温について利用可能な測定データがある加工品急冷過程の模擬によって,相転移モデルを検証する。計算により種々の瞬間的な時間における蒸気及び,液体及び固体領域における温度場の詳細な記述が得られる。とくに,固体界面の近傍における液-蒸気流れ場に生じる調節を沸騰モードの関数として十分にとり入れることができる。本モデルによって,異なる監視点において,異なるサブクール条件について予測した温度履歴は,利用できる実験データと非常によく相関する。全体として,新しい急冷モデルの予測能力を十分に示すことができた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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凝固  ,  自動車材料 

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