文献

J-GLOBAL ID：201002289797708065   整理番号：10A0367145

はい乳に異種性エンドキシラナーゼまたはフェルラ酸エステラーゼを蓄積するトランスジェニックコムギ(Triticum aestivum L.)の作成

Generation of transgenic wheat (Triticum aestivum L.) accumulating heterologous endo-xylanase or ferulic acid esterase in the endosperm

著者 (9件)： HARHOLT Jesper (Univ. Copenhagen, Frederiksberg, DNK) ,  BACH Inga C. (Aarhus Univ., Slagelse, DNK) ,  LIND-BOUQUIN Solveig (Aarhus Univ., Slagelse, DNK) ,  NUNAN Kylie J. (Univ. Copenhagen, Frederiksberg, DNK) ,  MADRID Susan M. (Genencor-A Danisco Div., CA, USA) ,  BRINCH-PEDERSEN Henrik (Aarhus Univ., Slagelse, DNK) ,  HOLM Preben B. (Aarhus Univ., Slagelse, DNK) ,  SCHELLER Henrik V. (Univ. Copenhagen, Frederiksberg, DNK) ,  SCHELLER Henrik V. (Joint BioEnergy Inst., CA, USA)
資料名： Plant Biotechnology Journal  (Plant Biotechnology Journal)
巻： 8  号： 3  ページ： 351-362  発行年： 2010年04月 
JST資料番号： W1741A  ISSN： 1467-7644  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： コムギ(T.aestivum)において,枯草菌のエンドキシラナーゼあるいはAspergillus nigarのフェルラ酸エステラーゼ(FAE)をはい乳特異的1DX5グルテニンプロモーター制御下に発現させ,生成された穀粒への影響を調べた。遺伝子は未熟なコムギはいに導入し,小胞体保持シグナルKDELの組込みの影響も調べた。両酵素発現およびKDEL有無の組み合せ条件下にいずれの植物も再生した。トランスジェニック植物から生成されたコムギ穀粒はいずれも縮んだ形状を示した。穀粒のエンドキシラナーゼ活性は野生株の穀粒より高く,FAE活性は野生株で認められないがトランスジェニック株で検出された。穀粒のアラビノキシランを含む細胞壁成分の分析結果から,エンドキシラナーゼトランスジェニック株およびFAEトランスジェニック株と野生株との間に差異が認められた。これらの結果をアラビノキシラン生合成および架橋の増加から考察した。

シソーラス用語： トランスジェニック植物 ,  *コムギ ,  *胚乳 ,  カルボン酸エステラーゼ ,  キシラナーゼ ,  シグナルペプチド ,  キシラン
準シソーラス用語： Triticum aestivum ,  アラビノキシラン ,  エンドキシラナーゼ ,  フェルラ酸エステラーゼ

分類 (2件)： 酵素生理  (EH02020J) ,  遺伝子操作  (EC02050B)

タイトルに関連する用語 (7件)： はい乳 ,  異種性 ,  エンドキシラナーゼ ,  フェルラ酸エステラーゼ ,  蓄積 ,  コムギ ,  Triticum