テキストマイニングを用いる自動環境技術特許調査方法の開発

NONAKA Hirofumi; SAKAI Hiroyuki; MASUYAMA Shigeru; AO Masazumi; HADA Yutaka

文献

J-GLOBAL ID：201002289852068291 整理番号：10A0316560

テキストマイニングを用いる自動環境技術特許調査方法の開発

Development of an automatic ecotechnology patent search method using text mining

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資料名：
巻： 15 号： 1 ページ： 23-26 発行年： 2009年07月27日
JST資料番号： L7759A ISSN： 1881-9982 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：日本 (JPN) 言語：英語 (EN)

環境問題の解決は世界的に大きな政治課題であり,それらの問題解決のために重要な環境技術の開発を推進する行動計画の策定が必要とされている。そのような重要な環境技術を見出すために,特許調査が用いられている。また環境技術に関する法律の調査も必要であり,それらのために出願特許調査での傾向分析が欠かせない。環境技術企業において,特許調査は特許出願申請,特許ポートフォリオ管理や競合する開発の発見の基礎段階である.効率的な特許調査のため,環境技術特許の自動調査方法の提案をした。この方法では,次の5段階で自動抽出を行う。1)環境技術データの収集,2)形態素解析,3)サポートベクターマシン(SVM)用の特徴語(feature word)の選定,4)SVMによる分類,5)特許データベースからのSVMによる環境技術特許の自動抽出。冷蔵庫のリサイクルに関する特許の自動調査をしてシステムの性能評価をした結果,再現率0.90,精度0.85,F値は0.87であった。冷凍機リサイクル技術への家庭用品リサイクル法の影響を,t検定をして調べた結果,この法律によって技術開発の促進されている可能性があった。

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工業所有権 , CAI , 環境工学一般

引用文献 (6件)：

Hideyuki, U., Atsushi, M. and Takashi Y.; Patent map generation using concept-based vector space model, Proceedings of the Fourth NTCIR Workshop on Research in Information Access Technologies Information Retrieval, Question Answering and Summarization, 2004
Hideo, I.; NTCIR-4 patent retrieval experiments at RICOH, Proceedings of the Fourth NTCIR Workshop on Research in Information Access Technologies Information Retrieval, Question Answering and Summarization, 2004
Chasen; http://chasen.naist.ip/hiki/ChaSen/
Cortes, C. and Vapnik, V.; Support-vector networks, Mach. Learn.20, 273-297(1995).
SVM Light http://svmlight.joachims.org/

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