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J-GLOBAL ID：201002289905826002   整理番号：10A0264550

異なる予備酸化温度によるエレクトロスピニングPANナノファイバの構造と特性

Structure and property of electrospinning PAN nanofibers by different preoxidation temperature

著者 (1件)： QIN Xiao-Hong (Dong Hua Univ., Shanghai, CHN)
資料名： Journal of Thermal Analysis and Calorimetry  (Journal of Thermal Analysis and Calorimetry)
巻： 99  号： 2  ページ： 571-575  発行年： 2010年02月 
JST資料番号： H0095C  ISSN： 1388-6150  CODEN： JTHEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： エレクトロスピニングポリアクリロニトリル(PAN)ナノファイバウェブの構造と特性に対する予備酸化温度の効果を調べた。分子量75,000のPANから調製したナノファイバウェブを220~280°Cで予備酸化し,微細構造と特性を比較,評価した。示差走査熱量測定,赤外分光分析,含水量測定,破壊強さ及び伸び率測定,初期引張応力測定,走査電子顕微鏡法を使用した。エレクトロスピニングPANナノファイバウェブの最適な予備酸化温度は250°Cであった。250°Cでの予備酸化過程において環化及び脱水素反応で耐熱はしご状構造が形成され,含水量も250°Cで予備酸化ナノファイバウェブに最適な6~8%となった。予備酸化温度250°Cで良好な破壊強さ,破壊伸び率,初期引張応力の予備酸化ナノファイバウェブが生じ,高性能のカーボンナノファイバが得られた。

シソーラス用語： *ポリアクリロニトリル ,  *ナノファイバ ,  ウェブ【繊維】 ,  前処理 ,  *熱酸化 ,  微細構造 ,  含水量 ,  破壊強さ ,  伸び率 ,  引張応力 ,  赤外吸収スペクトル ,  示差走査熱量測定 ,  電子顕微鏡観察 ,  環化反応 ,  温度依存性 ,  脱水素反応 ,  分子構造 ,  炭素繊維 ,  はしご状重合体 ,  エレクトロスピニング
準シソーラス用語： カーボンナノファイバ ,  環化度 ,  走査電子顕微鏡法

分類 (3件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  アクリル樹脂  (YH07110K) ,  有機化合物の各種分析  (CC08034J)

タイトルに関連する用語 (4件)： 予備酸化 ,  エレクトロスピニング ,  PAN ,  ナノファイバ