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J-GLOBAL ID：201002289939505183   整理番号：10A0109305

Lactobacillus paracaseiによって産生されたバイオ界面活性剤の単離と機能性のキャラクタリゼーション

Isolation and functional characterization of a biosurfactant produced by Lactobacillus paracasei

著者 (3件)： GUDINA Eduardo J. (IBB-Institute for Biotechnology and Bioengineering, Centre of Biological Engineering, Univ. of Minho, Campus de ...) ,  TEIXEIRA Jose A. (IBB-Institute for Biotechnology and Bioengineering, Centre of Biological Engineering, Univ. of Minho, Campus de ...) ,  RODRIGUES Ligia R. (IBB-Institute for Biotechnology and Bioengineering, Centre of Biological Engineering, Univ. of Minho, Campus de ...)
資料名： Colloids and Surfaces. B. Biointerfaces  (Colloids and Surfaces. B. Biointerfaces)
巻： 76  号： 1  ページ： 298-304  発行年： 2010年03月01日 
JST資料番号： W0541A  ISSN： 0927-7765  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では。ポルトガルの酪農工場で単離されたLactobacillus paracasei菌類によって産生された非精製バイオ界面活性剤のキャラクタリゼーションを行った。得られた最小表面張力(41.8mN/m)及び臨界ミセル濃度(2.5mg/mL)は以前,別の乳酸桿菌類から単離されたバイオ界面活性剤の値に類似していることが分かった。この方法で得たバイオ界面活性剤はpH6から10の範囲で安定であり,pH7でもっとも有効であった。また,60°Cで120hインキュベーション後でも表面活性は失われることはなかった。本バイオ界面活性剤の組成はまだ決まっていないが,酸性下での沈殿によって単離された界面活性剤は未精製バイオ界面活性剤と比較してより高い界面活性を示した。また,単離されたバイオ界面活性剤はいくつかの病原菌に対して抗微生物及び抗接着活性を示した。さらに,L.paracaseiは強い自己凝集型フェノタイプを示し,PBS中で細胞を洗浄したり再懸濁した後でも保持され,この性質は排出因子ではなく細胞表面成分と関連していることを示した。この菌によって示された自動凝集能は,本バイオ界面活性剤に対して観測された抗微生物ならびに抗接着性と共に,有効プロバイオティック細菌としての利用可能性の道を開くものである。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *バイオサーファクタント ,  *乳酸桿菌属 ,  界面張力 ,  臨界ミセル濃度 ,  抗微生物作用 ,  接着 ,  *凝集
準シソーラス用語： *Lactobacillus paracasei ,  *バイオ界面活性剤 ,  *自己凝集 ,  表面張力

分類 (3件)： コロイド化学一般  (CB11010C) ,  動植物,微生物のその他の産生物質  (CF10090R) ,  生体物質一般  (EB02010G)

タイトルに関連する用語 (4件)： Lactobacillus ,  バイオ界面活性剤 ,  単離 ,  キャラクタリゼーション