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J-GLOBAL ID：201002289960309394   整理番号：10A0672256

酸性環境中のモデル炭素材料の電気化学的酸化におけるナノ構造の役割

The Role of Nanostructure in the Electrochemical Oxidation of Model-Carbon Materials in Acidic Environments

著者 (3件)： GALLAGHER Kevin G. (Georgia Inst. of Technol., Georgia, USA) ,  YUSHIN Gleb (Georgia Inst. of Technol., Georgia, USA) ,  FULLER Thomas F. (Georgia Inst. of Technol., Georgia, USA)
資料名： Journal of the Electrochemical Society  (Journal of the Electrochemical Society)
巻： 157  号： 6  ページ： B820-B830  発行年： 2010年 
JST資料番号： C0285A  ISSN： 1945-7111  CODEN： JESOAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 炭素材料は各種の形態で電気化学的エネルギーデバイスとして利用され,炭素の電気化学的酸化はデバイスの性能劣化と関係するので,グラフェンベースの炭素材料(カーボンブラック,カーボンオニオン,多層カーボンナノチューブ及び剥離黒鉛プレートレット)の酸化における構造活性相関を調べた。高分解能TEM,XRD,元素分析及びN₂吸着を用いて測定した。二酸化炭素のインライン分析と合わせたプロトン交換膜燃料電池試験及び液体半電池試験を用いて電気化学的挙動を調べた。10種類の炭素材料の電気化学的酸化の機構は二つに分類することができ,両方の機構によると二酸化炭素生成による電流効率は全体の80%であり,残りの20%は他の機構で説明する必要がある。鉄と硫黄の影響は無視できる。二つの機構の差はグラフェンシート間の層間相互作用に起因するものと思われる。

シソーラス用語： *アノード酸化 ,  カーボンブラック ,  クラスタ分子 ,  炭素 ,  多層カーボンナノチューブ ,  グラファイト ,  *炭素材 ,  構造活性相関 ,  ナノ構造 ,  透過型電子顕微鏡 ,  高分解能電子顕微鏡 ,  X線回折 ,  元素分析 ,  吸着 ,  窒素 ,  二酸化炭素 ,  電流効率 ,  鉄 ,  硫黄 ,  反応機構 ,  グラフェン
準シソーラス用語： *電極酸化 ,  カーボンオニオン ,  黒鉛 ,  *炭素材料 ,  TEM【顕微鏡】 ,  高分解能透過電子顕微鏡 ,  XRD

分類 (4件)： 電気化学反応  (CB07050F) ,  界面の電気的性質一般  (BM03081H) ,  非金属化合物  (CD01070R) ,  燃料電池  (YB04040V)

タイトルに関連する用語 (7件)： 酸性 ,  環境 ,  モデル ,  炭素材料 ,  化学的酸化 ,  ナノ構造 ,  役割