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J-GLOBAL ID：201002290018635527   整理番号：10A0511066

同時イメージングに及ぼす光源と物体の特性の影響

The influence of source and object characteristics on coincidence imaging

著者 (4件)： BISHT Nandan S (Council of Scientific and Industrial Res., New Delhi, IND) ,  BISHT Nandan S (Univ. Delhi South Campus, New Delhi, IND) ,  SHARMA Enakshi K (Univ. Delhi South Campus, New Delhi, IND) ,  KANDPAL H C (Council of Scientific and Industrial Res., New Delhi, IND)
資料名： Journal of Optics  (Journal of Optics)
巻： 12  号： 4  ページ： 045701,1-6  発行年： 2010年04月 
JST資料番号： D0538C  ISSN： 2040-8978  CODEN： JOOPCA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 準熱的インコヒーレント光源は量子もつれ光子対の特徴を模倣した性質を持ち,ゴーストイメージング(同時イメージング)と呼ばれる異常な二光子干渉現象を引起す。また,このイメージング法を用いると,レンズなしの物体像の再構成が可能になる。ここでは,その再構成像の画質に及ぼす光源と物体の特性の影響を実験的に調べた。光源はHe-Neレーザを,物体はスリット開口を使用した。光源からの光を二つに分けて一方に物体を入れ,その後に二ビームを同時光子計数検出器で受けてイメージング測定を行った。実験から以下のことが分かった。光源の横方向サイズが大きくなると,再構成像の分解能は向上するが,可視度は減少する。光源の横方向コヒーレンス幅が広がると,再構成像の可視度は向上するが,分解能は低下する。スリットの数または幅が増えると,可視度は減少する。これらの結果は既発表の理論結果とよく一致した。

シソーラス用語： *重合せ ,  *量子干渉効果 ,  光源 ,  インコヒーレント光 ,  熱源 ,  *画像処理 ,  *二光子過程 ,  画像再構成 ,  画質 ,  He-Neレーザ ,  光学スリット ,  光子計数 ,  同時計測 ,  空間分解能 ,  可視度 ,  *量子もつれ
準シソーラス用語： *ゴーストイメージング ,  *光子対

分類 (2件)： 量子光学一般  (BD04010X) ,  光学情報処理  (BD03060T)

タイトルに関連する用語 (2件)： イメージング ,  物体