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J-GLOBAL ID：201002290021388182   整理番号：10A0343493

ザクロのエラジタンニンおよびウロリチンによる結腸癌の化学発癌抑制作用

Colon Cancer Chemopreventive Activities of Pomegranate Ellagitannins and Urolithins

著者 (7件)： KASIMSETTY Sashi G. (Univ. Mississippi, Mississippi) ,  BIALONSKA Dobroslawa (Univ. Mississippi, Mississippi) ,  BIALONSKA Dobroslawa (Jagiellonian Univ., Krakow, POL) ,  REDDY Muntha K. (Univ. Mississippi, Mississippi) ,  MA Guoyi (Univ. Mississippi, Mississippi) ,  KHAN Shabana I. (Univ. Mississippi, Mississippi) ,  FERREIRA Daneel (Univ. Mississippi, Mississippi)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 58  号： 4  ページ： 2180-2187  発行年： 2010年02月24日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 癌に関連する最も主要な消化器は結腸癌である。一方ザクロ果汁にはフラボノイドやエラジタンニンなどのポリフェノールが多く含まれており,これらによる化学発癌抑制作用が期待される。本研究ではヒトの結腸癌細胞内におけるザクロのエラジタンニンおよびウロリチンの結腸癌の化学発癌抑制性について検討することを目的とした。この結果,エラジタンニンおよびその腸内細菌代謝物,ウロリチンはTCDD誘導CYP1-媒介EROD活性を阻害し,そのIC₅₀はウロリチンA56.7μMからウロリチンC74.8μMの範囲だった。これらの化合物は容量依存性および時間依存性の細胞増殖およびコロニー形成効率を示した。試験の結果から,一定量以上のエラジタンニンおよびウロリチンが細胞増殖およびアポトーシス誘導による結腸癌発生を抑制する可能性が示唆された。

シソーラス用語： 離弁花類 ,  *エラジタンニン ,  結腸腫瘍 ,  *抗腫瘍作用 ,  ヒト ,  *腫瘍細胞 ,  *培養細胞
準シソーラス用語： ザクロ ,  結腸癌 ,  発癌抑制作用 ,  *化学発癌抑制作用 ,  *HT29細胞

分類 (3件)： 植物の生化学  (EH01050J) ,  生物学的機能  (EB02020R) ,  腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N)

物質索引 (1件)： ウロリチンA

タイトルに関連する用語 (5件)： ザクロ ,  エラジタンニン ,  結腸癌 ,  化学 ,  発癌抑制作用