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J-GLOBAL ID:201002290024463924   整理番号:10A0580658

タイセイヨウサケ(Salmo salar)の骨格筋におけるMAFbx/アトロジン(Atrogin)-1αおよびβ転写産物の特性化と差異的調節

Characterisation and differential regulation of MAFbx/Atrogin-1 α and β transcripts in skeletal muscle of Atlantic salmon (Salmo salar)
著者 (3件):
資料名:
巻: 396  号:ページ: 265-271  発行年: 2010年05月28日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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MAFbxは筋形成と筋萎縮において重要な役割を果たすE3ユビキチンリガーゼである。我々はタイセイヨウサケのMAFbx遺伝子を特性化し,2つのオルタナティブスプライシングされたMAFbxアイソフォームを同定した。タイセイヨウサケのMAFbx-αのmRNA配列は1698ヌクレオチド長であり134bpの5’UTRと,分子量が41657Da,pIが8.74である355アミノ酸のタンパク質をコードする1065bpのコード配列を含む。495および314bp長の2つの異なる3’UTRを同定した。MAFbx-βは,フレームシフトと早発の停止コドンの導入を生ずる,MAFbx-αの116bpのエクソン2の除去により産生される。哺乳類と反対に,MAFbx-αおよびβは調べたサケの全ての組織で普遍的に発現していた。in vivoで発現は,引き続く21日のサケの飽和するまでの再給餌よりも絶食個体で600倍(MAFbx-α)および200倍(MAFbx-β)高かった。一次筋形成細胞培養においてMAFbx-α mRNAは分化した筋管で最も高い一方,MAFbx-β mRNAは単核細胞でピークの発現を示した。細胞の血清およびアミノ酸飢餓によりMAFbx-αが6倍増加する一方,MAFbx-βは対照のレベルと似たままであった。飢餓細胞においてMAFbx-α mRNAレベルはアミノ酸やIGF-IおよびIGF-II処理に反応して低下する一方,MAFbx-βレベルはIGF-Iに反応してのみ減少した。飢餓細胞へのアミノ酸およびIGFまたはインスリンの添加は12時間および24時間後にMAFbx-βレベルを増した。これらの結果はタイセイヨウサケのMAFbxの調節は,非センスが仲介する分解の標的であるらしいオルタナティブスプライシングされたMAFbx-βの産生を通じて転写および転写後レベルの両方で起こることを示す。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  筋肉 

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