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J-GLOBAL ID:201002290078727994   整理番号:10A0875736

添加糖と健康について考察する

Weighing in on Added Sugars and Health
著者 (2件):
資料名:
巻: 110  号:ページ: 1296-1299  発行年: 2010年09月 
JST資料番号: H0466A  ISSN: 0002-8223  CODEN: JADAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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慢性病との関連で炭水化物の量と質に焦点が当てられてきた。フルクトースなど添加糖は様々だが最近の統計では1日消費量359kcal,全エネルギー摂取の15.8%を占め著しく増加した。糖甘味飲料などが46%と主で,政府機関,学会が出す飲料等からの糖摂取に関する表現は強まり終に2009年米国心臓学会(AHA)は「1日の添加糖摂取を女性100kcal,男性150kalを推奨」と声明を発表しマスコミに大きな関心を引起こした。この声明発表の理由は添加糖,特に糖甘味飲料が脂質不全症,高血圧と心臓病のリスク増加を示すという科学的証拠の増加と,多くの米国人の食事様式による。この声明では,添加糖摂取は心臓血管病のリスク因子のトリグリセリド増加,血圧上昇を招くと示唆している。また添加糖を多く含む食品は微量栄養素が少量で充分な栄養摂取への懸念をも示している。AHAは,添加糖の摂取上限を自由裁量カロリー許容量の半分と設定する事から男女それぞれのエネルギー要求量に基き上述の推奨値を算出している。商品表示では添加糖と自然存在糖を区別表示しておらず,食品の添加糖量を消費者が知るのは困難であるが,添加糖に関するデータべースはあり利用出来る。FDAは多方面から添加糖規制を要請されているが,添加と自然の糖を区別する方法が開発されていない現在はラベル記載の規制を実施出来ず,近い将来でも難しそうである。米国人の過体重と肥満それによる不健康は変革すべき時で,2010年5月のAHA後援の会議では添加糖に焦点が当てられ関係者は「完全ではなくとも着実に」と議論したという。食品提供面では少量添加糖を支援する時期で,産業界はオバマ大統領夫人のキャンペインに応じ2015年末までに食品で1.5兆kcal減を誓約している。この達成には時間がかかるが栄養医師は食事の添加糖低減を支援する事が出来,それは健康体重維持と心臓血管病リスク低減に繋がる。
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分類 (2件):
分類
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砂糖  ,  栄養調査 

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