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J-GLOBAL ID：201002290088793120   整理番号：10A0713409

生細胞内における部位特異性蛋白質標識のためのフルオロフォアリガーゼ

A fluorophore ligase for site-specific protein labeling inside living cells

著者 (7件)： UTTAMAPINANT Chayasith (Massachusetts Inst. Technol., MA) ,  WHITE Katharine A. (Massachusetts Inst. Technol., MA) ,  BARUAH Hemanta (Massachusetts Inst. Technol., MA) ,  THOMPSON Samuel (Massachusetts Inst. Technol., MA) ,  FERNANDEZ-SUAREZ Marta (Massachusetts Inst. Technol., MA) ,  PUTHENVEETIL Sujiet (Massachusetts Inst. Technol., MA) ,  TING Alice Y. (Massachusetts Inst. Technol., MA)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 107  号： 24  ページ： 10914-10919  発行年： 2010年06月15日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本報告では,高い特異性で生細胞におけるペプチド融合組換蛋白質の蛍光標識のための新しい方法である酵素媒介プローブ取込(PRIME)法を紹介した。この方法は,大腸菌酵素リポ酸リガーゼ由来の工学的に作られたフルオロフォアリガーゼを用いる。構造誘導の変異誘発を通じて,7-ヒドロキシクマリン基質を認識しリポ酸リガーゼ受容体ペプチド(LAP)と呼ばれる転位性の13アミノ酸ペプチドへのその共有結合を触媒できる突然変異体リガーゼを作った。このフルオロフォア連結反応は細胞中で短時間に起こり,内在性の哺乳類蛋白質におけるLAP融合蛋白質に対し特異性であることを示した。特異的細胞内区画に対しPRIMEリガーゼを標的化することにより,ニューレキシンの表面プールおよびアクチンの細胞核プールのような空間的に明らかに異なる蛋白質選択的に標識化することができた。

シソーラス用語： *細胞 ,  性質 ,  *タンパク質 ,  *標識 ,  *発色団 ,  *リガーゼ ,  ペプチド ,  融合タンパク質 ,  組換タンパク質 ,  蛍光標識 ,  酵素 ,  プローブ ,  大腸菌 ,  カルボン酸 ,  変異誘発 ,  フェノール類 ,  受容体 ,  アミノ酸 ,  共有結合 ,  触媒 ,  突然変異体 ,  哺乳類 ,  NCAM ,  膜貫通タンパク質 ,  アクチン ,  硫黄複素環化合物 ,  ラクトン ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： *生細胞 ,  部位特異性 ,  *フルオロホア ,  特異性 ,  ニューレキシン

分類 (5件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  酵素一般  (EB09010D) ,  脂肪族カルボン酸・ペルオキシカルボン酸・チオカルボン酸  (CF03200E) ,  芳香族単環フェノール類・多価フェノール  (CF05090V) ,  遺伝的変異  (EC01030Y)

物質索引 (2件)： リポ酸 ,  7-ヒドロキシクマリン

タイトルに関連する用語 (4件)： 生細胞 ,  部位特異性 ,  蛋白質 ,  標識