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J-GLOBAL ID：201002290095435824   整理番号：10A0145603

サイクリン依存性キナーゼの生化学的及び構造的研究における最近の発展

Recent developments in cyclin-dependent kinase biochemical and structural studies

著者 (3件)： ECHALIER Aude (Lab. of Molecular Biophysics, Dep. of Biochemistry, Univ. of Oxford, South Parks Road, Oxford, OX1 3QU, GBR) ,  ENDICOTT Jane A. (Lab. of Molecular Biophysics, Dep. of Biochemistry, Univ. of Oxford, South Parks Road, Oxford, OX1 3QU, GBR) ,  NOBLE Martin E.M. (Lab. of Molecular Biophysics, Dep. of Biochemistry, Univ. of Oxford, South Parks Road, Oxford, OX1 3QU, GBR)
資料名： Biochimica et Biophysica Acta  (Biochimica et Biophysica Acta)
巻： 1804  号： 3  ページ： 511-519  発行年： 2010年03月 
JST資料番号： B0207A  ISSN： 0005-2728  CODEN： BBBMBS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： その増殖や転写を含む必須の細胞活性の調節における関与のために,サイクリン依存性キナーゼ(CDK)は熱心に研究されてきた。一連のCDK2含有構造は,CDKの活性化及び調節の分子的詳細に対する一般モデルを伝えている。CDKファミリーの他のメンバーの最近の構造研究は,このモデルの再評価へと導く。本レビューにおいて,最近特性化されたCDK/サイクリン複合体,CDK9/サイクリンT1及びCDK4/サイクリンDを例に挙げ,オルタナティブなCDK-サイクリン集合について述べた。CDK活性化状態及び基質特異性に及ぼすCDKリン酸化の種々の影響を,CDK2/サイクリンA,CDK9/サイクリンT,CDK4/サイクリンD及びPho85/Pho80に関する最近のデータを踏まえて調べた。また,CDK基質特異性に影響する因子,特にサイクリンサブユニットによる寄与の概要を示した。最後に,CDK調節におけるCip/Kip CDK阻害剤ファミリーの矛盾する役割の根底にある分子機構を明らかにすることを支援する最近の研究をレビューした。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *サイクリン依存性キナーゼ ,  *サイクリン ,  細胞周期 ,  タンパク質複合体 ,  結晶構造解析 ,  塑性 ,  リン酸化 ,  酵素活性化 ,  ループ構造 ,  アミノ酸配列 ,  タンパク質 ,  酵素阻害剤 ,  基質特異性 ,  サブユニット
準シソーラス用語： X線結晶解析 ,  Cdk4 ,  Cdk9 ,  サイクリンD ,  Pho85 ,  Pho80 ,  Cip【蛋白質】 ,  Kip ,  サイクリンA ,  サイクリンT1

分類 (2件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

タイトルに関連する用語 (4件)： サイクリン依存性キナーゼ ,  生化学 ,  研究 ,  発展