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J-GLOBAL ID：201002290135778304   整理番号：10A0894770

先祖突然変異法を使用して達成したBacillus circulansβ-アミラーゼ活性の改良

Improvement of Bacillus circulans β-amylase activity attained using the ancestral mutation method

著者 (4件)： YAMASHIRO Kan (Amano Enzyme Inc., Gifu, JPN) ,  YOKOBORI Shin-Ichi (Tokyo Univ. Pharmacy and Life Sci., Tokyo, JPN) ,  KOIKEDA Satoshi (Amano Enzyme Inc., Gifu, JPN) ,  YAMAGISHI Akihiko (Tokyo Univ. Pharmacy and Life Sci., Tokyo, JPN)
資料名： Protein Engineering Design & Selection  (Protein Engineering Design & Selection)
巻： 23  号： 7/8  ページ： 519-528  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： T0854A  ISSN： 1741-0126  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 先祖突然変異法は酵素の熱安定性の増加のために発展,使用されてきた。この方法は,自然において,すべての蛋白質の共通な先祖は好熱性であるという仮定に基づいている。ここに,中温性のBacillus circulansのβ-アミラーゼ(Bcba)に先祖突然変異を採用した研究を報告した。Bcbaに関連した69のアミノ酸配列をNCBIデータベースより得て,最大尤度法による系統樹を作成した。野生型と18の突然変異体を大腸菌で産生させた。18の変異体の内7つは熱安定性が改善された。特にS317A変異体は非常に熱安定性が改善された。2つの変異体は野生型より高い活性を示した。先祖残基を含む変異体の熱安定性は,変異部位を取り巻く残基が保存されている範囲と直接に関連する。これらの結果は中温性の酵素の熱安定性増加に,先祖突然変異法が有用であることを示した。

シソーラス用語： Bacillus circulans ,  *β-アミラーゼ ,  *熱安定性 ,  *突然変異体 ,  系統樹 ,  生物分類 ,  最尤法 ,  分子進化 ,  アミノ酸残基
準シソーラス用語： 分子系統樹

分類 (2件)： 酵素生理  (EG03052C) ,  遺伝子操作  (EC02050B)

タイトルに関連する用語 (4件)： 突然変異 ,  Bacillus ,  β-アミラーゼ ,  活性