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J-GLOBAL ID：201002290264458200   整理番号：10A0965898

気相混合物の光触媒酸化における分子官能性の効果

Effect of molecular functionality on the photocatalytic oxidation of gas-phase mixtures

著者 (3件)： ZORN Michael E. (Dep. of Natural and Applied Sciences (Chemistry), Univ. of Wisconsin-Green Bay, 2420 Nicolet Drive, Green Bay, WI ...) ,  HAY Stephen O. (Physical Sciences Dep., United Technologies Res. Center, 411 Silver Lane, East Hartford, CT 06108, USA) ,  ANDERSON Marc A. (Environmental Chemistry and Technol. Program, Univ. of Wisconsin-Madison, 660 North Park Street, Madison, WI 53706, USA)
資料名： Applied Catalysis. B: Environmental  (Applied Catalysis. B: Environmental)
巻： 99  号： 3-4  ページ： 420-427  発行年： 2010年09月09日 
JST資料番号： W0375A  ISSN： 0926-3373  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 室内空気の品質(IAQ)目的に対する効果的な空気清浄剤の開発するためには,表面領域の目標化合物と有利に競合する他の化合物の存在下での目標化合物の反応速度についての知識が必要である。この課題を目的とするためにゾル-ゲル法によるTiO₂薄膜触媒における五種類のC3有機化合物の光触媒酸化(PCO)について検討した。最初に五種類の化合物における光触媒劣化を50%の相対湿度で単一成分の実験と比較した。光触媒酸化の反応速度は次に示す順で進行した:1-プロパノール>プロパナール>プロパノン>プロピレン>プロパン。反応速度の順位はケトンの孤立的な例外をもつ気相分子と水和した二酸化チタン表面の間に存在する誘引の分子間力の検討により部分的に説明した。Henry法則の定数とヒドロキシルラジカルの反応性を導入したモデルはPCOの反応性予測に巧みなものであった。相対的な光触媒劣化についてもまた多成分実験を用いて研究した。プロパノン+プロピレン,プロパナール+プロパノンおよびエタノール+プロパノンを用いて多成分実験を行った。夫々の場合に光触媒の表面で強い結合エネルギーをもつ化合物は弱い結合エネルギーをもつ化合物を置換し強い結合種が充分に低い水準に酸化されるまで更なる反応は抑制された。PCOの用途に関係する化合物の相対的結合エネルギーの更なる研究は実験的研究と理論的な分子モデル化法の結合により将来的に続行すべきものであった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *室内空気 ,  *空気浄化 ,  *光触媒 ,  光触媒反応 ,  光分解 ,  反応速度 ,  *酸化チタン ,  酸化物 ,  薄膜 ,  *揮発性有機化合物 ,  *光酸化 ,  シミュレーションモデル ,  反応機構 ,  置換基効果 ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族アルデヒド ,  脂肪族ケトン ,  アルケン ,  アルカン
準シソーラス用語： 酸化物薄膜 ,  反応モデル

分類 (2件)： 光化学反応  (CB08020F) ,  空気調和一般  (PC01000C)

物質索引 (6件)： 1-プロパノール ,  プロパナール ,  プロパノン ,  プロピレン ,  プロパン ,  エタノール

タイトルに関連する用語 (4件)： 気相混合物 ,  光触媒酸化 ,  分子 ,  官能性